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小松左京さん死去 著名人からのメッセージがNHK「かぶん」ブログに掲載



http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/700/90560.html

NHK「かぶん」ブログは、小松さんと同時期に活躍したSF作家の筒井康隆さんや眉村卓さんをはじめとする著名人のメッセージを掲載しています。メッセージを寄せた著名人は下記の通りです。

筒井康隆さん(小松さん、星新一さんと並んで“御三家”とも称されるSF作家)
眉村卓さん(小松さんと同時期に関西で活動したSF作家)
東浩紀さん(「http://www.webmysteries.jp/sf/azuma1001-1.html」という評論を展開した批評家)
新井素子さん(小松さんが創設に参加し、会長を務めた「日本SF作家クラブ」の現会長)
草なぎ剛さん(小松さんの代表作「日本沈没」が2006年に映画化された際に主役を担当)
山岡耕春さん(名古屋大学大学院教授で、「日本沈没」映画化時に監修を担当)

http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/700/90564.html

また、NHKのニュース番組「ニュースウオッチ9」で放送されたマンガ家の松本零士さんへのインタビューが全文掲載されています。松本さんは、小松さんの短編小説「模型の時代」のコミカライズを担当しました。「今の日本の社会で、一緒にできるならこんなことを創作したいという思いはありますか?」という質問に対して、以下のように回答しています。

そうですね。要するに、近未来の自然環境から科学技術的な発展も含めて、この宇宙と地球、自然環境の相関関係といったものを、ずっと一緒にやりたい、という思いがあるわけです。
だから本当に残念です。今日ほど寂しい思いをした日はないですね。戦後の創作家としてのそのジャンルでの創作家としての基礎を築いた偉大な方です。ですから本当にご冥福をお祈りしています。その一言に尽きますね。残念です。もうちょっと頑張って、ともに仕事をする機会があればもっと面白かったのになと思います。
本当に心からお悔やみ申し上げます。

はてなブックマークのコメント欄には、「本当に惜しい人をなくしたんだと実感しました」「先生は、『老害』と罵られることも糧にするくらいのつもりで、もう少し長生きしてくださると、うれしいです」といった声が寄せられています。

文: 古関崇義

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