Googleのトップページに、シンセサイザー「Moog(モーグ)」が登場しました。同機を発明したロバート・モーグさんの生誕78周年を記念するもので、実際に弾いて遊べるほか、演奏データの録音や共有ができます。ネット上には、この“Googleシンセサイザー”で演奏した曲をYouTubeで公開する人も現れています。
モーグさんは、アナログシンセサイザーの1つ「モーグ・シンセサイザー」を開発したアメリカの電子工学博士です。 1934年5月23日に米ニューヨークで生まれ、2005年に亡くなりました。
Googleのホリデーロゴとして登場したシンセサイザーには、「Moog」をイメージさせる「GOOG」の文字が刻まれています。鍵盤はカーソルでクリックできるだけでなく、キーボードの数字キーで白鍵を操作することも可能です。アメリカ版Google(www.google.com)のシンセサイザーでは、黒鍵は数字キーで、白鍵は英字キーで演奏できます。
さらに、シンセサイザーの右側にあるレコーダーで、演奏の録音と再生が可能です。録音したデータはGoogle+などで共有できます。
“GOOG”に付属するミキサー、オシレーター、フィルター、エンベロープの使い方を、作曲家の藤木和人さんがFacebookで解説しています。それぞれのツマミを調整することで、音色に変化をつけられます。藤木さんは“GOOG”の音色について、Moogっぽく無骨で太い音だと感想を述べています。
▽ モーグ博士誕生日か!Googleロゴが気... | Facebook
YouTubeには、“GOOG”を使ってRPG「ドラゴンクエスト」の序曲を演奏した人が音源データを公開しています。投稿した「紅い流星」さんによると、左手はキーボードで白鍵を、右手はマウスを使って黒鍵を演奏しているとのことです。
▽ Google Moogでドラクエの序曲弾いてみた - YouTube