スタジオジブリが発行している無料の小冊子『熱風』は、2012年10月号で「本格化する電子出版」を特集します。これに合わせ、筆者の了解を得た一部のコンテンツが電子版として配信されました。ジャーナリストの津田大介さんらが電子出版に必要なものを語る座談会など、全141ページを収録しています。配信は11月9日(金)午後6時までです。
▽ ジブリの小冊子『熱風2012年10月号 電子版』インターネット配信のお知らせ - スタジオジブリ|STUDIO GHIBLI
▽ 小冊子『熱風』 2 ページ目 - スタジオジブリ出版部
『熱風』2012年10月号の電子版は、スタジオジブリのサイトで配信しています。用意されているフォーマットは、PDFとEPUBです。同号では、日本の電子書籍市場が期待されていたほどの盛り上がりを見せていないことを踏まえ、あえて「本格化する電子出版」をテーマに採用。電子出版の現状や未来について、ゲームクリエイターの米光一成さんや講談社の古川公平さんといった識者が語っています。
「いま電子出版に必要なものはなにか」を語る座談会には、メールマガジン配信サイト「夜間飛行」を運営する井之上達矢さん、ドワンゴの川上量生さん、堀江貴文さんのメルマガを担当した編集者の杉原光徳さん、津田大介さんが出席。堀江さんのメールマガジンが成功した理由や、これからの電子出版に必要な編集者など、さまざまなテーマについて議論しています。