ニコニコ動画などで人気を集めている無料ホラーゲーム「青鬼」の公式ノベルが、2月27日(水)にPHP研究所から発売されます。化け物がいるとうわさの洋館を舞台に、建物に閉じ込められた主人公たちと、不気味な生命体「青鬼」の“鬼ごっこ”を描いています。執筆は、ゲーム「真かまいたちの夜 11人目の訪問者」でシナリオを担当した黒田研二さん。価格は1,000円(税込)です。
▽ ノベル版『青鬼』特設サイト
▽ 青鬼 | noprops原作 黒田研二著 鈴羅木かりん挿画 | 書籍 | PHP研究所
▽ 超人気ホラーゲーム『青鬼』初の公式ノベライズ本が発売|株式会社PHP研究所のプレスリリース
青鬼は、nopropsさんがRPG制作ソフト「RPGツクールXP」で開発したWindows向けゲームです。作中に登場する「青鬼」は、青い肌と巨大な頭が特徴の異形な生命体。主人公たちを捕まえるためにさまざまな場所から突然現れ、執拗に追い回します。謎解き要素や恐怖をあおるBGMも話題を集め、ニコニコ動画をはじめとする動画サイトには多くの実況動画が投稿されました。
小説の執筆を担当したのは、ゲーム「逆転裁判」「逆転検事」のコミカライズ版や、ゲーム「真かまいたちの夜 11人目の訪問者」のメインシナリオを手掛けた黒田研二さん。キャラクターデザインとイラストは、アニメや実写映画にもなったゲーム「ひぐらしのなく頃に」のコミック作画を担当した鈴羅木かりんさんです。
▽ 【小説】 ノベル版『青鬼』 【PV】 - YouTube
黒田さんは執筆にあたって「ゲーム版の独特な雰囲気を再現できるよう、様々な工夫をこらしました」とのこと。nopropsさんはノベライズについて「原作の雰囲気は活かしつつ、ゲームとはまた一味違った新しいストーリーなので、プレイ済みの方でもそうでない方にもきっと楽しんでいただけるものだと思います」とコメントしています。