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“世界で一番小さい”0.75ミリ角の本、凸版印刷が製作 29,400円で販売も



凸版印刷、世界で一番小さい本『四季の草花』の製作に成功 |凸版印刷
印刷博物館:ミュージアムショップ オリジナルグッズ

『四季の草花』は、草花12点のイラストと、ひらがな、カタカナ、漢字、アルファベットの文字が印刷されたマイクロブックです。全22ページのうち4ページには、絵柄の中に線幅0.01mmの極小文字を隠し文字として印刷しています。

実物は、製造工程の映像ともに、印刷博物館の総合展示で展示されます。総合展示の会期は2013年12月31日(火)まで。館内のミュージアムショップでは、ルーペとセットで販売します。

凸版印刷は、1964年からマイクロブックを製作しています。1981年に1.4mm角の『主の祈り』、2000年に0.95mm角の『十二支』を製作し、ギネス世界記録に認定されました。現在世界一小さい本として認定されているのは、ロシアで製作された0.9mm角の『カメレオン』です。『四季の草花』はその記録を上回っており、ギネスワールドレコーズ社に世界記録として申請予定です。

文: タニグチナオミ

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