新国立競技場の国際デザイン・コンクールで最優秀賞に選ばれた「ザハ・ハディド アーキテクト」の代表ザハ・ハディドさんによるプレゼンテーションが、YouTubeで公開されています。ザハ・ハディドさんはデザイン案に込めた意味をスケッチやアニメーションを使って説明しました。
▽ ザハ・ハディド氏「新国立競技場デザイン・コンクール表彰式 プレゼンテーション」 - YouTube
国立競技場の改築に向け2012年に開催された「新国立競技場基本構想国際デザイン・コンクール」で、イギリス在住の建築家ザハ・ハディドさんが代表を務める「ザハ・ハディド アーキテクト」の作品が最優秀賞に選ばれました。主催の日本スポーツ振興センターは2013年3月19日に表彰式を行い、トロフィーを授与しました。
日本スポーツ振興センターは、ザハ・ハディドさんによる表彰式でのプレゼンテーションを4月1日にYouTubeで公開しました。ザハ・ハディドさんはプロジェクトの概要として、流体線をベースとしたスケッチを提示。形状に沿った曲線が周囲の景観とつながること、スタジアムから周囲の施設への人の流れを意識したことを説明しました。動画後半のアニメーションではスタジアムの利用イメージが描かれています。
新国立競技場は2018年度の完成を予定しています。8万人を収容し、「ラグビーワールドカップ2019」のメインスタジアムとして使用されます。