ドメイン「.in」を利用しているサイトの一部が4月30日(火)から利用できなくなっているとして、ドメイン取得サービスを展開する各管理会社が状況を公開しています。バリュードメインによると、whois情報が代理公開または代理名義になっているドメインについて、レジストリ(データベースの管理機関)が停止措置を取っているケースを確認したとのことです。
▽ 「.in」のWHOISをお客様名義にご変更ください | VALUE-DOMAIN(バリュードメイン)
▽ 障害・メンテナンス情報 | ムームードメイン
▽ 2013.05.01【お知らせ】.inドメインのご利用について|お知らせ|ドメイン取るならお名前.com
▽ .inドメイン名停止とwhois公開代行:Geekなぺーじ
.inはインドの国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)で、.IN Registryが管理しています。接続できなくなったのは、whois情報が代理公開または代理名義になっている.inドメインとのことです。
whois情報にはドメインの登録者名や電話番号などの個人情報が記載されるため、代理で登録情報を提供している管理会社もあります。しかし.inドメインではwhois情報の代行サービスを禁止していることから、代理公開または代理名義が確認されたドメインについては、利用停止措置を取っているようです。
.inドメインを利用しているWebサービス「BASE」や「Nisshi」は5月1日(水)午後6時現在も、ページに接続できない状態が続いています。
▽ BASE(ベイス) | ネットショップ作成が、今までで1番簡単に。
▽ Nisshi - ソーシャル日誌サービス
BASEはサポート用のメールアドレスも使用できない状況だとして、Twitter(@BASEec)で代理のメールアドレスを公開。Nisshiについては、運営者の後藤基史さんがTwitter(@mgoto)で「ドメイン管理会社より連絡があり、レジストリに解除申請を行ったとのこと。反映までお待ちくださいとのことですので、これが反映され次第nisshi.inが復旧すると思われます」と報告しています。