地下放水路「首都圏外郭放水路」(埼玉県春日部市)は11月16日(土)と11月17日(日)、年に1回の特別見学会を実施します。参加は無料で、事前予約は不要。普段は公開していない「ポンプ室」と「調圧水槽内のポンプ吸い込み口の羽根車(インペラ)」を8年ぶりに公開します。
▽ ライブカメラ(綾瀬川) | 江戸川河川事務所 | 国土交通省 関東地方整備局
▽ 首都圏外郭放水路
「首都圏外郭放水路」の展示館「龍Q館」のオープン10周年を記念して、館内にある庄和排水機場の特別見学会が実施されます。「ポンプ室」は1秒間に最大200立方メートルの水を排水する設備です。これは、25メートルプール1杯分の水量に値します。インペラは、調圧水槽内のポンプ吸い込み口に設置されているもので、真下から見学できます。
開催時間は午前10時~午後3時30分で、最終入場は午後3時。小学生1年生以上かつ約100段の階段を自力で昇降できる人が見学対象者です。ヒールのある靴やサンダルを着用している場合は見学不可とのこと。15歳以下の子どもは、保護者の同行が必要です。大雨の場合は中止となります。
「首都圏外郭放水路」は、国道16号線の地下約50メートルにある、延長6.3キロメートルの地下放水路です。施設内にある巨大な調圧水槽は、“地下神殿”と呼ばれています。