静岡県浜松市の小学校で、学校給食用の食パンを食べた児童や学校関係者がノロウイルスに感染する集団食中毒が発生しました。パンの製造会社「宝福」の親会社であるヤタローグループは1月18日(土)、市場で販売している商品を自主回収すると発表。同日時点で、学校給食以外でのノロウイルスによる感染症の発症は確認されていないものの、「万全を期するため」回収するとしています。該当商品のリストはサイトで公開されています。
▽ ヤタローグループ
宝福が1月13日に製造した食パンを食べた一部の児童や学校関係者から、ノロウイルスによる感染症が確認されました。これを受け、ヤタローグループは1月18日時点で「学校給食以外にノロウィルスによる感染症の発症は1例も確認されておりません」としながらも、万全を期するために市場で販売している商品を自主回収すると発表。手元に該当商品がある場合は、指定の宛先まで着払いで送付するよう呼び掛けています。
回収の対象商品には、特定の消費期限や賞味期限が記載されています。商品リストは以下のページにまとめられています。
▽ 商品回収に関して(PDF)
▽ (株)宝福 パンの自主回収品目についてご報告(PDF)
浜松市保健所の発表によると、食パンを検品する宝福の従業員3人からノロウイルスの陽性反応を確認したとのこと。宝福は「健康被害を受けられました児童様及び学校関係者様の一日も早い回復をお祈りし、できる限りの対応を検討する」としています。
▽ ノロウイルス感染源と対処法に関する情報(PDF)
▽ ノロウイルスによる食中毒に関するお詫びと弊社対応について(PDF)