マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」の世界観を擬似的に再現できるという自作のレンズフィルターが、はてなブックマークで話題を呼んでいます。“ボケ”の形を変えられるフィルターの作り方を応用したもので、ぼやけた光の丸い形状が、同作でおなじみの擬音語「ドドド」の形になります。手順を載せたページでは、フィルターを使って撮影したフィギュアの写真を紹介。「オラオラオラ」バージョンも登場しています。
▽ ミレバ ワカル — 撮影チョイテク第4回:ジョジョの奇妙な冒険の世界
ジョジョ風のフィルターを製作したのは、フィギュアを企画・製造する千値練です。「いつもとは違った雰囲気の写真を楽しく遊びながら安い材料で撮影しよう!」というコンセプトで、フィルターの作り方や撮影法を紹介しています。Tumblrを利用したページは2013年6月に公開されました。
フィルターはレンズの前面にはめ込んで使用するため、一眼レフカメラのレンズの内径に合わせて作ります。中心部分に好きな文字または柄を小さく描いて切り抜き、レンズ側にくる面をマジックで黒く塗りつぶします。撮影ブースのセッティングでは、光る小物と黒い背景がポイントだそう。千値練は、光る小物に「パーティーモール」を、黒い背景には黒い紙を使用しています。
撮影ブースのセッティング方法
撮影ブースが出来上がったら、パーティーモールに合わせた焦点をボケさせた状態でフィルターをはめ込み、撮影します。すると、丸いボケの形状が、フィルターで切り抜いた形に変化。紹介ページでは、見事に「ド」の形が浮かび上がっています。
臨場感あふれる写真に!
フィルターを組み合わせたユニークな撮影方法に、はてなブックマークのコメント欄には「かっけー」「ボケ用フィルタ自作はよくあるネタだけどこの発想は無かったwwwwww」などの感想が集まっています。