日本列島上空に年1~2回程度しかない強い寒気が流れ込んでいるため、3月10日(月)から3月11日(火)にかけて、降雪や強風など全国的に天候が荒れるおそれがあります。日本気象協会が運営する天気総合ポータルサイト「tenki.jp」は、「3月なのに最強レベル寒気」「今季最強クラスの寒気」と表現しています。
▽ http://www.tenki.jp/forecaster/diary/j_sakakibara/2014/03/10/8791.html
▽ http://www.tenki.jp/forecaster/diary/aihara_eriko/2014/03/09/8761.html
tenki.jpの「日直予報士」によると、西高東低の冬型気圧配置の影響で、東北や北陸を中心に日本海側で大雪、猛吹雪などが予想されています。東北の山沿いでは、3月11日の朝までに50センチメートルの降雪がある見込みです。なだれや落雪の危険性もあると注意を呼び掛けています。
一方、太平洋側の関東や東海、近畿、山陽、四国でも雪が降る可能性があるとのことです。ただし、降る時間が短く、降雪量も少ないため、平野部での積雪の可能性は低いと予想。3月10日の夜はグッと冷え込むため、路面が凍結するおそれがあります。
3月12日(水)からは寒さが和らぎ、関東から西は最高気温15度以上の所が多く、春の暖かさになるとのこと。3月14日(金)ごろは低気圧の影響で一時的に寒くなりますが、長引くことはないと予想されています。
▽ http://www.tenki.jp/forecaster/diary/y_nakatani/2014/03/09/8781.html