入社式や入学式など、スーツを着る機会が増えるこの季節。あまり着慣れていないと、自分に合ったスーツのタイプや、ボタンはどこまで留めればいいのかなど、分からないことがどんどん出てきます。そこで、スーツを購入する際や試着のときに気をつけたいポイント、着こなし方などをまとめました。スーツに加え、革靴の手入れ方法をまとめたエントリーも紹介します。
■ 自分の体格に合ったスーツを選ぼう
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<ジャケットとパンツ、それぞれのサイズを確認>
スーツを選ぶ上で重要なのは、自分の体格に合っているかどうかです。上記のエントリーでは、スーツの代表的な3つのスタイル「ブリティッシュ」「イタリアン」「アメリカン」をピックアップ。それぞれの特徴と共に、体格に合ったスーツのタイプを紹介しています。厚みのあるがっしりとした体格であれば、肩幅が少しゆったりめのイタリアンか、ウエストの絞りがあまりないアメリカンがいいそうです。
パンツについては、丈が合っていないと足が短く見えてしまうことも。理想は「靴の甲に裾がかかった時に、軽くくぼむような長さ」とのことです。
<試着のときに気をつけたいポイントは?>
既成品のスーツを購入する場合、試着のときに気をつけたいポイントとして10項目が挙げられています。「上着の丈は、ヒップがちょうど隠れるくらい」「上着の胸部分のゆとりは、握りこぶし1つ分くらい」など、事前に知っておくと購入時の参考になりそうです。
■ ボタンはどこまで留める? 着こなし&手入れのポイント
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<スーツのボタン、いくつ留めるべき?>
ジャケットのボタンは、付いている数によって留め方が異なります。
- 2つボタン:上のボタンを留めて、下は留めない
- 段返りの3つボタン:真ん中だけを留める
- 3つボタン:上と真ん中を留めて、下は留めない
- 4つボタン:上から3つ目までのボタンを留めて、一番下は留めない
<シャツの色、襟のタイプを選ぶなら>
シャツの色は、ビジネスシーンであれば白かブルー系が基本。襟のタイプは、レギュラーとスタンダードワイドの中間に当たる「セミワイド」がオススメとのことです。ネクタイは、ブルーのストライプが無難な柄だそう。ドット柄にする場合は、小さめのドットだと清楚な雰囲気になります。
<スーツは1日着たら1日休ませる>
スーツの素材で代表的な「ウール」は湿気を吸収しやすいため、1日着たら、厚手のハンガーに掛けて湿気を発散させるといいでしょう。ポケットに物を入れたままにしておくと型くずれの原因になるので、着用後はポケットの中身を出しておきます。クリーニングは「ワンシーズンに1回」を目安にするといいそうです。
■ 革靴の手入れも大事!
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<帰宅後に、靴ブラシでホコリや汚れを落としておく>
意外と見落としがちな革靴の汚れ。靴ブラシを使ってホコリや汚れを落とすといった日ごろのメンテナンスが重要です。靴用クリームなどを使った「靴磨き」は、週に1度のペースでいいとのこと。スエードやエナメルといった革の素材によって手入れの方法が異なるので、磨く前にそれぞれのメンテナンス方法を確認しておきましょう。
<もし雨で濡れたときは>
革靴にとって水分は“天敵”です。もし雨などで濡れてしまったら、形を整えてしっかりと乾かしましょう。乾かす場所は、風通しのいい日陰を選びます。乾かす前に、つま先の形に整えて丸めた新聞紙を中に詰め、革の表面の汚れをブラシで落としておきましょう。壁に爪先を立てかけるようにして、完全に乾くまで2日~4日程度干します。
Title Photo by ysishikawa