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京都水族館、ペンギン44羽に「京都の街の通り」を名付ける 烏丸通りの「からす」など



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名前が付けられたのは、今期に誕生したひなを除く44羽のケープペンギンです。通常、飼育スタッフは羽根に付いているバンドの色で個体を識別していますが、来館者がペンギンたちにより親しめるようにと、名前を付けることを決定したそうです。

名前は、京都で愛される存在になってほしいという思いでスタッフが協議を重ねた結果、京都市内の「街の通りの名称」から採用されました。サイトでは44羽それぞれの個体識別カラーと、街の通りの名称をモチーフにした名前が紹介されています。中には蛸薬師通りが由来の「たこ」や、烏丸通りの「からす」など、結果としてユニークな名前になったペンギンもいました。

飼育スタッフからの一言紹介でも、愛のあるメッセージが見受けられます。例えば、オスの「おいけ」は飼育スタッフのウェットスーツが大好きで、巣作りが上手な「モテ男」とのこと。メスの「むろ」はケチャップボトルのような体型で、「予期しないところから現れる妖精みたい」だそうです。メスの「あい」は“ペンギン界のマドンナ”で「上目づかいが最高にかわいくて、オスからの人気ナンバーワンです」と紹介されており、その愛らしさが伝わってきます。

京都水族館は「ぜひ、お気に入りのペンギンを見つけ、その名前を覚えてあげてください」と呼び掛けています。3月21日から始まる新プログラム「ペンギンペタペタタイム」では、ペンギンゾーンを囲む約30mのスロープを自由に散歩するペンギンたちの姿が見られます。
2014年春、「京都水族館」にイルカとペンギンの新プログラムが誕生(PDF)

文: あおきめぐみ

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