東京都現代美術館(東京都江東区)は、宇宙とアーティストをテーマにした展覧会「ミッション[宇宙×芸術]-コスモロジーを超えて」を、6月7日(土)から8月31日(日)まで開催します。会場には、宇宙に関する資料やエンターテインメント作品、参加体験型の作品などを展示。アート集団・チームラボは、陸域観測技術衛星2号「だいち2号」の実物大模型に高さ19mの滝をプロジェクションマッピングした新作「憑依する滝、人工衛星の重力」を公開します。
▽ http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/cosmology.html
同展覧会では、研究開発が進むリアルな宇宙と、アーティストの表現としての内的宇宙を紹介します。展示されるのは、人工衛星やロケットの部品を含む資料、宇宙に関わる文学、マンガ・アニメ作品、参加体験型の作品など約50点です。
展示作品の中には、チームラボによる新作「憑依する滝、人工衛星の重力」も登場します。コンピュータ上の空間に人工衛星「だいち2号」を再現し、だいち2号の重力によって引き込まれていく水をシミュレーションして滝を描いたとのこと。滝は、だいち2号の実物大模型にプロジェクションマッピングされます。
▽ http://www.team-lab.net/latest/exhibition/space-art.html
▽ チームラボ、人工衛星の実物大模型に高さ19mの滝をプロジェクションマッピングする 新作「憑依する滝、人工衛星の重力」を、 東京都現代美術館のアトリウムにて、発表。6月7日(土)~|チームラボのプレスリリース
参加体験型の展示としては、スーパープラネタリウム「MEGASTAR」シリーズによる星空の投影、体を動かしながら無重力空間をイメージできる「スペースダンス・イン・ザ・チューブ」、宇宙から地球を捉えた高精細映像の上映などを用意。6月29日(日)には、詩人・谷川俊太郎さんによる朗読会「となりの宇宙」も開催されます。
観覧料は、一般が1,300円、65歳以上と大学生・専門学校生が1,000円、中学生・高校生が800円、小学生以下が無料です。開館時間は午前10時~午後6時で、7月18日~8月29日の期間は金曜日のみ午後9時閉館。会期中の休館日は、7月21日を除く月曜日、7月22日です。