フィリップス エレクトロニクス ジャパンが発表した、約10分で本格的な生麺が作れる「フィリップス ヌードルメーカー」。油を使わない「ノンフライヤー」に続く第3の“主食”家電として、ネット上で注目を集めていました。発売日を迎えると、購入者は早速作ってみた感想をTwitterなどに投稿。麺の味やコシ、作った後の掃除の手軽さはどうだったのでしょうか? レポートをピックアップしました。
■ ヌードルメーカーはどんな製品?
▽ キッチン
ヌードルメーカーでは、製麺キャップを付け替えるだけで、うどんやラーメン、パスタなどさまざまな麺を作れます。本格的な製麺工程を再現し、麺のコシやもちもち感だけでなく、出来たての香りや風味も楽しめるそうです。粉への加水、こね、生地作り、製麺までのすべてが自動で行われます。
同梱品として、生麺をおいしく作るための麺レシピ13種類と、生麺を使ったアイデアレシピ36品目を収録したレシピブックが付属します。
■ 味は?片付けは手軽? 使用レポート
実際にヌードルメーカーを使って麺を作ってみたという記事があります。
▽ http://www.ksdenki.com/inc/topics/special/special_5506.html
▽ 10分でうどん・パスタ・ラーメン・そばなどの生麺が作れる「ヌードルメーカー」レビュー - GIGAZINE
▽ 暑い夏にぴったり! フィリップス「ヌードルメーカー」で冷やし中華を手作りしてみた (1) 自分で作った冷やし中華が食べたい | マイナビニュース
生麺作りの流れは、材料を入れてスイッチを押し、冷水などを少しずつ足しつつ、麺が出てくるのを待つというもの。押し出されてきた麺を、付属のクリーニングキットを使って好きな長さで切断します。にゅっと出てくる麺の感想は「わくわくしてしまいます」「なんとなくかわいらしくて、見ていて飽きない」とのこと。作動音はそれほどうるさくないそうです。本体の重さについては、若干重く感じるとも記載されています。
<うどん>
2.5mm角麺の製麺キャップを取り付けて作るうどんは、本格的な小麦の香りが楽しめるそう。ゆで上がったら水で締めます。麺はコシの調整をしなくてもかみ応えがあり、GIGAZINEによれば「クオリティはかなり高め」だったそうです。
<ラーメン>
1.6mm角麺の製麺キャップで作ったGIGAZINEのレポートによると、麺は水分を多く含んでおり、もちっとした食感が味わえるとのこと。コシの調整を最大にしても思ったほどコシを感じなかったことから、ラーメンもうどんと同様に「水で一度洗ってつけ麺のように食べるとコシの強い麺に仕上げられるかも」と提案しています。
ケーズデンキが2mm丸麺の製麺キャップで作ったレポートでは、コシの強さともちもち感の両方が楽しめたそう。「ラーメン好きにはたまらない仕上がり」と評価しています。
<そば>
そばは、1.6mm角麺の製麺キャップで作ります。ケーズデンキでは市販のそば粉を使っています。蕎麦の香りは少し弱いものの、コシがあっておいしく食べられたそうです。細めの麺は麺同士がくっつきやすいため、作った後にすぐゆでるか粉を振っておくことが推奨されています。
<冷やし中華>
夏に食べたくなる冷やし中華用の麺も、ヌードルメーカーで作れます。1.6mm角麺の製麺キャップを取り付け、麺をゆでて冷水で締めます。出来上がりは「冷やし中華そのもの」だったそう。マイナビニュースの筆者は「もう少し卵を入れればよかった」と少し反省したそうですが、次に生かせるのも手作りならではとつづっています。
<後片付けも手軽>
パーツがやや多いものの、油汚れがこびりつくといったことがないため、片付けは手軽だったそう。製麺キャップに詰まった生地は2時間ほど冷凍庫で乾燥させ、クリーニングキットをはめれば、生地がきれいに取れる仕組みだそうです。ケーズデンキでは「調理家電は準備と片付けが手軽に出来ないとだんだん使わなくなってしまうことがあると思いますが、この製品なら問題ないと思います!」と書いています。
■ 天ぷら粉でうどんを作ると“絶品” Twitterの反応は
▽ PHILIPSのヌードルメーカーで天ぷら粉のうどんを作った - Togetter
▽ ヌードルメーカーが欲しいけど、使い方は?コストや手入れ方法は?評判まとめ - NAVER まとめ
Twitterにも、ヌードルメーカーの感想が続々と投稿されています。うどんの製麺に薄力粉ではなく天ぷら粉を使ってみたというレポートによると、同じ練り時間にも関わらず、薄力粉より天ぷら粉の方がコシを感じたとのこと。味も絶品だったそうです。冷やしたぬき蕎麦を作ったというツイートでも「マジで美味しいぞマジで」と絶賛しています。
フィリップス 家庭用製麺機 ヌードルメーカー HR2365/01
- 発売日: 2014/06/20
- メディア: ホーム&キッチン