Twitterで注目を集めた料理「桃モッツァレラ」について、レシピを考案した料理家・内田真美さんが実際に作った様子が、はてなブックマークで話題を呼んでいます。“元祖・桃モッツァレラ”のレシピは、内田さんが2007年に出版した書籍で提案。桃やレモンは缶や瓶入りではなく、生を選ぶのがポイントです。
▽ 保存版 桃モッツアレラレシピ! 考案者の作成写真つき! - Togetter
▽ 2008年5月14日(水)桃とモッツアレラのサラダ : ツレヅレハナコ blog ver.
Twitterで桃モッツァレラが話題になっていることを知ったツレヅレハナコさん(@turehana)は、広まっているレシピの材料が元のレシピと異なっていることに気付いたそう。材料を省いたり変えたりするよりも、まずは忠実に作ることで「想像を超える味」が楽しめると説明しました。ハナコさんは2011年に、内田さんの本「洋風料理 私のルール」を参考に桃モッツァレラを作った様子をブログで公開しており、当時も「もう信じがたく美味しい」と想像以上の味に感動したそうです。
桃モッツァレラがブームになっているさなか、タイミングよく内田さんの家でホームパーティーがあったことから、ハナコさんは内田さんによる“元祖・桃モッツァレラ”の調理風景をTwitterで“実況”。モッツァレラチーズは包丁ではなく手でちぎる、レモンの皮をゼスターで削り掛けるといったアドバイスも紹介しています。カットした桃の上にモッツァレラを乗せ、塩こしょうとレモンの皮を振り掛けたら、オリーブオイルを回し掛けます。最後に白ワインビネガーを掛けて完成。材料はどれもスーパーで売っているもので、「どれが欠けても増えてもダメな奇跡の組み合わせ」だそうです。
はてなブックマークのコメント欄には、早速作ってみた人による感想が集まっています。中には「これねー、本当に美味かった。またやろう」「ビネガー、オリーブ油は味見しながら入れる。塩きかせた方が美味しいかも。チーズは多めのがいい」「一番大切なのは、ビネガーでもなくレモンでもなく手で千切ることでもなくって『熟成タイプの固いモッツァレラを使わないこと』だと思う」などの声がありました。
- 作者:内田真美
- 出版社/メーカー: アノニマ・スタジオ
- 発売日: 2007/11/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)