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貧乏話は演出? 原稿料未払い決着の柳美里さんがデマ否定



ネットのデマって、スゴいね。 - 柳美里の今日のできごと

11月6日(木)、柳さんが「ネットのデマって、スゴいね。」というタイトルで更新した記事によると、柳さんが記した自身の困窮した状況に対し、ネット上では「柳美里の貧乏話は脚色」「『命』などの印税は1億近くあったはずで、それはサラリーマンの平均生涯賃金の半分」と、自分自身を“演出”しているのではないかという書き込みがあったそうです。

これらの声に柳さんは真っ向から反論しています。例えば『命』『魂』『生』『声』の4部作の印税に関しては、税金を差し引いて入った額は約6000万円だったと公表しました。また以前交際していた劇作家・東由多加さん(2000年に逝去)のがん治療に多くの金額を費やしたことを明かし、印税はその借金返済に充てたと説明。一連の書き込みについては「経済的に余裕ができたら、法的な措置を講じようと思っています」と語っています。

この記事に対しては、はてなブックマークにも多くのコメントが付いています。「デマを流す連中は、デマを流して相手を傷つけること自体に意味を見出しているからなぁ」「残念なことに、デマを放置しておくといつの間にか多数の人がそれを信じるようになってしまう。この記事のように適切なタイミングで否定しておくことが必要」など、柳さんを擁護する意見が多く見られる一方で、「お気の毒だなぁ。神経の尖ってる人だから、馬鹿な中傷と切り捨てにくいのだろうな。馬鹿でも厚顔無恥に発言できるのがインターネッツ時代だし」と柳さんと“ネットとの距離感”を指摘する人もいました。

文: 坂野昇

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