京都市交通局は12月24日(水)から、京都市バスでICカードの利用サービスを開始しました。「全国相互利用サービス」にも対応しているため、全国10種類のICカードを利用できます。一定の金額以上利用した場合、利用額割引サービスも適用されます。バスの中で小銭を準備したり、両替したりする手間が省けるため、観光がスムーズになりそうです。
▽ http://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000172294.html
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対応するのは、京都市バス全路線の全車両です。降車時に運賃箱に設置されたカード読み取り機へ、手持ちのICカードをタッチすることで支払いができます。利用できるICカードは、スルッとKANSAI協議会の「PiTaPa」とJR西日本の「ICOCA」をはじめ、JR東日本の「Suica」やJR北海道の「Kitaca」など、計10種類です。
▽ http://www.pitapa.com/area/zenkoku.html
PiTaPaを市バスと地下鉄で利用する場合、毎月1日から末日までの利用金額が3,000円を超えると、自動的に市バスと地下鉄の合計利用金額が割り引かれます。利用金額が3,300円までの場合は3,000円に。3,300円を超える場合は、利用額から9.09%を割り引いた額になります。
ICカードでは、市バスと地下鉄や市バス同士を乗り継いだ場合に適用される「乗継割引サービス」は適用されません。定期券は、従来通り「バス単独定期券」は紙式、「バス・地下鉄連絡定期券」は磁気式のままで、IC化は行われません。
京都主要バスの、ICカード対応状況(2014年12月24日現在)
- 京都バス:未対応
- 京阪バス・京阪京都交通バス:対応車両のみ、PiTaPa・ICOCAを利用可能(全国相互利用サービスには未対応)
- 阪急バス:対応車両のみ、PiTaPa・ICOCA・hanicaを利用可能(全国相互利用サービスには未対応)