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刺されない工夫や応急処置も 覚えておきたい「スズメバチ対策」


■スズメバチの被害を防ぐために

スズメバチにとって、秋は新女王を育てるための大事な時期。働きバチ達が活発に動いているので、外に出かける際は十分気を付けて下さい。

<スズメバチを寄せ付けない工夫>

広島市 - スズメバチに刺されないためにはどうすればよいですか(FAQID-80281~80285)
http://www.ne.jp/asahi/web/oki/health/hachi.html
http://www.shiribeshi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/hfc/genko/bee/suzumetaisaku.htm

上記のエントリーでは、外出時のスズメバチ対策として次のような項目を挙げています。

  • スズメバチは外敵から巣を守る防衛本能が発達しているので、巣を見つけても近づかない。振動を与えたり、近くで大声を出すこともしない。
  • スズメバチは「黒い色」を攻撃する性質があるので、白っぽい、明るめの色の服を着る。肌はなるべく露出しない。
  • ジュースなどの甘い匂いや香水の匂いに寄ってくるので注意する。
  • 緊急時に備えて、市販の殺虫スプレーや抗ヒスタミン剤を含むステロイド軟膏を携帯しておく。
  • スズメバチが飛んでいるのを見つけた場合は、慌てて振り払ったりせず、身を低くしてハチが去るのを待つか、静かに遠ざかる。

スズメバチに遭遇しやすい山の中などに出かける際は、できる限り明るい色合いの“長袖長ズボン”を着用し、彼らを引き寄せる匂いを発生させないようにしましょう。また巣を見つけたり飛んでいる場面に遭遇した場合も、慌てず騒がず、落ち着いて行動して下さい。

<もし刺されてしまったらどうする?>

http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/100921/sty1009210816000-n1.htm

万が一刺されてしまった場合は、刺された箇所を水や保冷剤で冷やし、抗ヒスタミン軟膏を塗ります。口で毒を吸い出すのは、毒が口内から体内に入ってしまう可能性があるので危険です。心配な場合は、事前に市販の吸引器具を準備しておきましょう。また一度にたくさん刺されたり症状が重い場合は、すぐに救急車を呼んで医師の診断を受けて下さい。

■家にできた「巣」を駆除するには?

最後は、自分の家など身近な場所にスズメバチの巣ができてしまった場合の対処法です。


http://www.city.musashino.lg.jp/cms/guide/00/00/03/00000376.html
http://www2u.biglobe.ne.jp/~vespa/vespa21.htm

スズメバチの巣ができてしまった場合は、住んでいる地域の自治体に相談するのがオススメです。対応状況は自治体によって様々ですが、駆除に必要な道具の貸し出しや、駆除を行う専門業者の紹介といった補助を受けられます。東京都武蔵野市では、自主駆除の方法をサイトでも紹介しています。自分で駆除するのが不安な場合は、専門の業者に頼んでみましょう。自治体によっては、無料で駆除を行っている場合もあります。


秋の行楽シーズンに向けて気を付けたい「スズメバチ対策」をご紹介しました。万が一遭遇した場合や刺された場合に慌てないよう、レジャーの前にはぜひ確認してみて下さい。


Title Photo by karitsu

文: 飯塚朋子

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