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相次ぐ反対の声――マンガ家の羽海野チカさんも都条例改正案に言及



「東京都青少年健全育成条例改正案」について | 羽海野チカブログ ~海の近くの遊園地~

12月8日(水)に公開された、「『東京都青少年健全育成条例改正案』について」というエントリー。羽海野さんはこの中で、条例の改正案とマンガに対する思いを記しています。
まず、冒頭で「色々悩んで中々書き出せないでいたのですが…」とこれまで言及してこなかった理由に触れています。そのあとに、ハッキリと「『東京都青少年健全育成条例改正案』には、私は反対です。」と述べ、その理由や今回の騒動に対する気持ちを綴っています。特に印象的なのが、この文章です。

今、打っていても、手が震えます。何か変な事を言ったら、何か、漫画にとって悪い方に動いてしまったら、と思って心配だからだと思うのです。が、これくらいの事で、心配になって手が震えるくらいなら、この先「これ、描いて大丈夫かなぁ?」と心配しながら漫画を描かねばならない日が来るとしたら?

マンガ家として、第一線で活躍されている羽海野さんの声に、はてなブックマークのコメント欄では、「そうなのよな。漫画家って“アーティスト”なのよな。本人たち働かせるのは酷だわ。」「なんかこの人にしては珍しいくらいに長い文章。それを書かないといけない状態だ、と」といった支援の声から、異論を唱える人まで、さまざまなコメントが書きまれています。

文: タニグチナオミ

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