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データセンターと連携しリアルタイムで運行状況を確認 東名高速の事故車両に搭載されていた車載情報機器とは

最大5台のカメラで車内外の様子を記録するドライブレコーダーを搭載した車載情報機器「DTS-D1D」が、はてなブックマークで注目を集めています。同機器は、6月10日に発生した東名高速道路の事故で乗用車と衝突した観光バスに装着されていたものでした。


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本日の東名高速での弊社貸切観光バス事故に関するお詫びとお知らせ(第一報)(PDF)

6月10日午前7時29分ごろ、東名高速道路を走る乗用車が中央分離帯を乗り越えて対向車線に突入し、47人が乗車していた観光バスに衝突する事故が発生しました。これを受け、バスを運行する東神観光バスは事故の概要をサイトで発表。事故発生前の運行状況も含め、当時の様子を分単位で細かく説明しました。

発表によると、バスにはドライブレコーダーと連動した車載情報機器「DTS-D1D」を同社の独自安全装備として装着。同機器を通じてすべての運行データが富士通データセンターに保管される仕組みで、運行管理者は必要な時に必要な情報をパソコンやタブレット端末から確認・活用できるとのことです。

製品情報 > 車載情報システム > DTS-D1D - 株式会社トランストロン

法定三要素(速度・距離・時間)や各種違反情報(スピード超過・急ブレーキなど)、エンジン回転情報、位置情報などのデータもデータセンターに送信されるので、管理者はリアルタイムで運行状況を確認できます。最大5台のカメラで同時撮影している運転席や車両周りの映像は、HD画質で取得することが可能。急ブレーキなどの危険運転があった場合は管理画面に通知されるため、管理者はデータをリアルタイムで受信し、運行状況を動画で確認することができます。

DTS-D1シリーズ 紹介ビデオ - YouTube

今回の衝突事故について、同社は「対向車線から乗用車が飛び込んでくる画像、及び車内カメラで乗務員が必死に対応する動画があり、衝突の原因は『乗用車が対向車線から降ってきたため』と弊社では見ております」とコメントしています。

DTS-D1Dを開発するトランストロンは、富士通といすゞ自動車を親会社とする、「輸送技術とエレクトロニクスの融合」による新技術の開発を目的に立ち上げられた企業。1990年の設立以来、自動車関連の分野に特化して制御・通信技術を蓄積し、「環境」「安全」「情報」をキーワードにした事業を展開しています。


文:あおきめぐみ

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