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心理的安全性が高い現場で、サービス志向のエンジニアが事業成長を牽引するリジョブ。その魅力に迫る!

成長著しい美容・ヘルスケア業界の求人メディアとしてトップシェアを誇るリジョブでは、心理的安全性の高い環境に、サービス志向の強いエンジニアが集まっています。3人のエンジニアに話を伺いました。

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「日本が誇る技術とサービスを世界の人々に広め、心の豊かさあふれる社会を創る」というビジョンを掲げ、「美容・ヘルスケア」「雇用」「途上国支援」「介護」などの分野で事業を展開する株式会社リジョブ。東証一部上場の株式会社じげんのグループ会社で、美容・ヘルスケア業界に特化した求人メディア『リジョブ』を主力事業として、3期連続130%増益を続けている。

人生100年時代における健康や美容への関心の高まりやインバウンド需要もあり、近年成長著しい美容・ヘルスケア業界。この分野の求人メディアとしてトップシェアを誇るリジョブだが、エンジニアリングにも熱心に投資しており、「一度作ったサービスも、クライアントやユーザーへの貢献度を高めるためであれば、全ての仕組みを改修してまたゼロから構築する」ことも辞さない。そんなリジョブで活躍するエンジニアの方々にスポットを当て、そのユニークなエンジニアリングがどのように可能になっているかを伺った。

※この記事は、株式会社リジョブによる記事広告です。

rejobリジョブ - 美容・治療・リラクゼーションの求人・転職・募集

成長を支える「サービス志向」と「心理的安全性」の高い環境は?

── エンジニアの皆さんから見て、リジョブとはどんな会社ですか?

志村 とても心理的安全性が高い現場だと思います。もともと私がリジョブで仕事を始めた理由もそこにあるんです。魅力的なエンジニアが多く、社員同士の仲がとてもいいことが魅力ですね。いつもリラックスして、臆することなく議論を活発にできることが、仕事のやりがいと成果につながっていると思います。

心理的安全性(psychological safety)
他人に対して羞恥心やコンプレックス、怯えを感じることなく自然体の状態で接することができる状態のこと。

山﨑 サービス志向の強い方も多いですね。私自身、かつては受託開発がメインの企業でエンジニアをしていたのですが、やはり受託だとどうしても“お手伝い”という立場なんですよ。だからもっと積極的にサービス開発に関わる仕事がしたかった。

その点、リジョブは事業部との距離が近く、クライアント企業やユーザーさんからの声もこちらにダイレクトに伝わります。そこがとても面白いところですね。BtoBとBtoC、両方の視点で開発経験が積める点もこの事業の魅力だと思います。

私はもともと家族が美容師だったので、人材不足や採用・転職の課題などを間近で見ていました。リジョブに入社したのも、そうした経験が元になっています。

CTO藤原 リジョブは3期連続130%増益を続ける伸び盛りの会社で、エンジニアとしても成長するチャンスがたくさんある職場です。その成長を生みだすことができている要因として、「サービス志向」と「心理的安全性」の高さがあると、私も感じています。

過去に多くの職場を経験してきましたが、このような風土は作ろうと思っても簡単に作れるものではありません。「サービス志向」と「心理的安全性」の高さは、エンジニアに限らない会社全体の風土で、今後もリジョブが業界や社会に影響力を発揮していく上で重要な意味を持つと思います。

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株式会社リジョブ エンジニアユニット 山﨑大輔さん
リジョブ以外のサービスや新規事業立ち上げなども幅広く担当
「基本的には自分ではコードを書かず、社外の開発協力会社とのやり取りや進行管理、開発面でのアドバイスやコードレビューなど、上流工程を幅広く見ています」

エンジニアと事業部の創発で、より良いサービスを生みだす

── エンジニアのやりがいとして、いま「エンドユーザーや事業部と近い」というお話がありました。そのあたりのコミュニケーションの難しさなどはいかがでしょう。

志村 事業部側(マーケターや営業など)では、クライアント企業やユーザーさんにとって「どうしたらもっと良いサービスになるか」「採用成果につなげられるか」を真剣に考えてアイディアを出します。そのアイディアに対して、私たちはエンジニアとしての見解やより良い改善点を伝えながら議論を進めます。

「お互いが自分の言うことを通そうとする」のではなく、「より良いサービスをリリースする」という観点で話し合うので、とても建設的で発展的な議論ができます。

山﨑 事業部のメンバーと話し合い、新しいサービスを開発し、その反応がダイレクトに伝わってくることが一番のやりがいであり、面白みです。

例えば、私が手がけた中でインパクトの大きかった施策として、ファーストビューが表示されるまでの速度を改善した取り組みがあります。長年サービスを運営する中でデータベースが膨大になり、負荷が高くなってレスポンスが重くなり、表示速度が落ちてしまっていたわけです。

サービスの利用者がそれほどネットに強い方々ではないこともあって、アクセスしてパッと表示されなければ、その瞬間に離脱されてしまいます。そこでデータベースへのクエリを減らしたり、キャッシュを有効活用したりなどさまざまな技術を駆使して、それまで平均で2〜3秒、最大で10秒ほどかかっていたファーストビューを、1秒以内に表示するようにしました。

最初はあまり反応がなかったのですが、月を重ねるほどにCVRが向上していくようになったのです。システムも人間と同じで、「第一印象が一番大事」なんですよね(笑)。

CTO藤原 エンジニアリング全般でいえば、スピード感と安定性の両立がテーマです。当社は毎年売上を伸ばすミッションに向け、施策を立て続けに実施していく形で進んでいるので、それこそ日々リリースをしては最適化するという開発スタイルです。

とはいえ、多くの方が使うサービスなので、一定の品質水準を担保しなくてはいけません。そこに留意して、いかにスピード速く開発を進めていくかがポイントです。

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株式会社リジョブ CTO 藤原織衛さん
社内の全エンジニア/デザイナーを統括
SIerでのWebシステムエンジニア経験から、中大規模プロジェクトのプロジェクトマネージャー、アジャイル開発プロジェクトのスクラムマスター、ITコンサルタントを経験。現在は自身で会社を経営し、企業へのコンサルティングや技術者提供を行うと同時に、株式会社リジョブのCTOを務める。
「CTOだけではなく、当社のメイン事業である美容業界求人メディア「リジョブ」のサービス開発に関してもマネジメントしています」

データ構造の変更や大きな改修も臆せずに実施

── 志村さん、山﨑さんが最近現場で手がけた具体的な施策や成果はどのようなものでしょう。

志村 最近手がけた施策といえば、ユーザーである求職者の方の電話相談サービスの実装があります。求職者の中で「どういう企業が自分に合っているのか知りたい」という方も多くいらっしゃるのですが、そういう方に対してGoogleフォームで電話相談を受け付けています。ですが、皆さん非常に多忙な方々なので、なかなか電話のタイミングが合わないという課題がありました。

そこで、フォームに入力された電話番号に対し、その方の希望日時に自動で電話をかけてくれるサービスがあるので、そのシステムとつなぎ、求職者の方が「電話で話せる」という状態であれば、改めてこちらから架電する仕組みを開発しました。まだ開発して間もないのですが、事業部の負荷とユーザーさんのニーズの両方を満たす施策として、これからの効果に期待しています。

山﨑 私の方では現在、求人情報のデータ構造を変える案件を進めているところです。求人情報は、人材を採用したい企業さんの方で入力してもらうのですが、事業部から「その情報や求人のデータを一新したい」という声を受け、いま現在タスクの洗い出しや見積もりを行っています。

この案件はそもそも、Webマーケティング側から「SEO対策/CVRの改善」という要件が上がってきたことがきっかけです。そして、どうせやるならば、ただSEOやCVRを向上するだけでなく、企業さん側の入力負荷軽減や入力スピードの向上にも貢献したいということで、データ構造を変えるという話になりました。

今後は、洗い出したタスクに基づいて、スケジュールの見積もりやプロジェクトの進め方などを議論しながら、半年ぐらいかけて進めていきます。

── データ構造の変更はかなり大きなプロジェクトですね。

CTO藤原 そうですね。でも実は当社ではそれほど珍しくないんですよ。リジョブは9年以上続けているサービスですが、ユーザーさんや企業さんからの声に応える形で、大きな改修が入ることがあるんです。前回は3年前(2015年)に行いました。

よく「一度開発すると、あとは10年前に構築したまま、切り貼りを続ける形で運用していく」というサービスもありますが、当社は改修して新しいものを作り上げる。そんな形で投資を続けているんです。だから、常に新しいことに挑戦できる環境なんですよ。

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株式会社リジョブ エンジニアユニット 志村光行さん
Webマーケティングディヴィジョン付けの開発チームリーダー
「求職者の応募数、採用数を伸ばすグロースハックがミッションであり、その施策を開発することが開発チームの役割になります。小さなものでいえばバナー広告の張り替えから、大きなものは求職者のニーズに応じた新しいサービスの開発などを手がけます」

エッジの立った技術よりもユーザーフレンドリーな施策

── 技術的な観点からの仕事のやりがい、面白さはいかがでしょうか。

山﨑 私たちは、技術的にどうこうより「ユーザーにとってどうか?」を重視しています。そもそもこのサービスを使う業界特性を考えると、テクノロジーとしてエッジが立っているより、フレンドリーなインターフェイスの方が優先度は高い。

だからこそ、先ほどの事業部とのコミュニケーションにもつながるのですが、エンジニア視点だけでは得られない、気付かない発見に驚くこともあります。事業部のメンバーから「こうしてほしい」と言われたことを、疑問に思いながらも実装すると、意外とエンドユーザーさんに刺さったりする。

志村 うちの場合、ちょっと変わった技術の使い方をしているところもあるんですよね。リジョブはもともとフレームワークとしてRuby on Railsを使っているのですが、ほかのエンジニアが見ると「こんな使い方があるのか」とびっくりするような箇所もあったりします。

── 志村さんはRuby on Railsでの開発を主に担当されているのですね。

志村 もともとは「Ruby on Railsを使った開発をしたい」ということで、業務で未経験ながら入社し、最初はそれこそチュートリアルをずっと手元に置いて開発を進めました。

コードレビューは必ず2人体制で行うので、最初は「その書き方だとSQLが何万回も入ってパフォーマンスが低下する」など、いろいろな指摘を受けながら技術を身に付けていったんです。特に山﨑さんはRubyに詳しいので、「本当はこういうふうに使った方がいい」など、いろいろ教えてもらいました。

山﨑 プログラミングの下地があれば、Rubyなら結構短期間で身に付くと思います。志村さんは、もともとPerlに強かったですしね。

CTO藤原 本当にいろいろなバックグラウンドを持ったエンジニアが多いので、お互い学びあえる環境や風土が魅力ですし、そこがリジョブ独特のエンジニア文化を作っているよね。

社交ダンスにバーテンダー、多様な人材と経験が生きる職場

── バックグラウンドといえば、事前にいただいたプロフィール資料によると、山﨑さんは以前に社交ダンスの講師をされていて、志村さんはバーテンダーをなさっているそうですね。

志村 知り合いから頼まれて、実はいまも新宿のゴールデン街で週一日だけバーテンダーをやっています。同僚もときどき遊びに来てくれるんですよ。

私はもともと人見知りだったのですが、この経験からいまでは「話しやすいね」と言われるようになりました(笑)。お客さんに訪日外国人の方も多いので、英語に対するアレルギーがなくなったこともメリットですね。

山﨑 私が社交ダンスで培った知見は「教える」ことですね。社交ダンスって、ほとんどの方は経験がないから、口で説明してもなかなか分からないんです。だから、どうすれば伝えられるようになるのかを自然に考えるようになりました。いまも、1回で伝わらなければ言い方や表現、ニュアンスを変えたり、比喩を使ったりしながら、伝わるように工夫をします。

その経験はいまも生きていて、そもそも事業部の人に伝わらなければ、ユーザーさんに使ってもらえるものを作ることは難しいと思うんですよ。あと、社交ダンスをやっていたことで良かったことは、飲み会のネタに事欠かないことでしょうね(笑)。

── 藤原さんはいかがですか。

CTO藤原 私はSI企業でエンジニアをした後、独立して会社を立ち上げ、ITコンサルタントやアドバイザー、プロジェクトマネジメント支援という立場でいろいろな案件に携わってきました。そんな中、たまたま知己があったリジョブの前CTOから「ぜひこの会社で経験を生かしてくれないか」と話があったんです。前CTOは、お子さんが生まれたことをきっかけに故郷の関西に移住するタイミングでした。

CTOという立場で成長企業を支援する仕事に意欲を感じました。繰り返しになりますが、社員同士の仲が良く、共に成長し、良いサービスを世に届けたいという前向きな風土に魅力を感じました。

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ビックデータ分析や機械学習、AIなどの技術を活用し、ユーザーへの価値向上を追求

── 最後にCTOの藤原さん、リジョブのエンジニアチームとして、これからの目標を教えてください。

CTO藤原 私たちが未来に向けて目指すことは、エンジニアリングという観点でよりサービスの成長施策を実装することです。業界トップクラスのシェアを誇るサービスだからこそ期待される、新たな価値提供を実現していきたいと思います。

具体的に言うと、今リジョブにあるビックデータの分析や機械学習、AIなどの技術を活用してユーザーの利便性の向上などを追求していきたい。今までにない取り組みなので、事業としても一番伸びしろがあると思っています。そこに対するスピード感を持って推進していくために、システム効率化や自動化などの課題もありますが、ここに携われる魅力が、エンジニアとしても、リジョブとしてもあると思います。

── そのような目標を持たれている中で、今後どのようなエンジニアと一緒に働きたいですか。

CTO藤原 より主体的に、サービスや事業の未来を創っていきたいと思っていただける方と一緒に働きたいです。リジョブは、業界トップクラスのサービスを運営しているとはいえ、まだまだ発展途上の会社ですし、昨日より今日が1%でも良くなるよう、常に改善を試みて価値を向上させていきたいです。成熟し切っていないからこそ、エンジニアが主体的にサービスや事業の成長に関わることで、これまでにない価値を生みだせる「宝」を見つけることができると思います。

エンジニアチームだけに閉じず、いろいろな部署や職種のメンバーを巻き込んで、よりインパクトのある仕事をしたいというお考えがある方であれば、経験問わずぜひ一緒に働いてみたいです。

── これからのサービスの未来を考えるとワクワクしますね。本日はありがとうございました。

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[PR]企画・制作:はてな
取材・執筆:岩崎史絵