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【@大阪】さくらインターネット × はてな、コンテナ技術の現在と未来を語るイベント開催!さくらのサービスを無料で試せる特典も!

3月20日(水)にはてな×さくらインターネットさんのコラボイベントが開催決定!注目度の高い「コンテナ技術」をテーマとするこのイベント、必見です!

コンテナが標準技術になりつつある現在、気になるのは「あの会社はどうやってコンテナを活用しているの?」「コンテナはこの先どうなるの?」という点でしょう。こうしたコンテナにまつわる皆さんの興味に応えるべく、インフラ事業者のさくらインターネットさんと、サーバー監視サービス「Mackerel」を展開するはてなが、さくらインターネット大阪本社でイベントを開催します!3月20日(水)に開催されるそのイベントの名は……

はてな×さくらが考えるテクノロジーの未来
〜コンテナ・分散型データセンター〜

です!

さくらインターネットさんとはてなのエンジニアが登壇し、それぞれがいま取り組むコンテナのこと、そして「これから先のコンテナ」について、じっくりお話させていただきます。セッション後は懇親の時間も用意されているので、コンテナの情報交換としても活用できてしまいます!

日程は2019年3月20日(水)19:00開場、セッションは19:30から開始予定。場所は大阪駅直結のさくらインターネット大阪本社のセミナールームです。以下にご紹介する、セッションの内容をご覧になって、ぜひ奮ってご参加ください!

【2019年2月19日11:00】さくらインターネット山田修司さんのセッション内容を追加しました!

(※この記事はさくらインターネット株式会社の提供によるPR記事です)

【セッション1】分散型データセンターOSを目指したリアクティブ性を持つコンテナ実行基盤技術

最初に登場するのは、さくらインターネットさんの上級研究員、「まつもとりー」こと、松本亮介(@matsumotory)さんです。 「コンテナ実行環境も含めた、我々の考える新たな『分散型データセンターOS』の未来について興味のある方々に聞いていただきたい」と意気込みを語ってくれています。松本さんのセッション内容は以下の通り!

コンピュータリソースを集約し、リソース効率化やコスト削減を行うために、これまで大規模データセンターが建設されてきました。データセンターやクラウドサービスの利用者の観点では、インターネット上で各種サービスを提供する企業において、システムの安定性と耐障害性を高めるために、クラウドネイティブやマルチクラウドに基づいたマイクロサービスアーキテクチャが注目を浴びています。

マイクロサービスアーキテクチャでは、全体のサービスを細かいサービスに分割して抽象化、かつ、疎結合な状態にして再利用性を高め、採用するソフトウェアやベンダーの変化に対して強いシステムを構築します。

一方で、マイクロサービス間での通信を高速に行い、高品質なサービスを提供するために、いかにレイテンシーを低減させるかが課題になってきています。

データセンター事業者においても、巨大なデータセンターを建設する際に、この技術変化の速い時代において、適切な収容の見積もりを行うことは困難です。本セッションでは、コンテナ型データセンターだけでなく、社会にデータセンターが溶け込むかのように、より小規模なデータセンターやコンピュータ群の分散化が進むことを想定し、分散型データセンターを抽象化するためのOSの要件と必要な要素技術について検討してみたいと思います。

さらに、抽象化されたデータセンター上にプロセスかのように展開されるコンテナに必要な特性を議論した上で、AmazonやGoogleをはじめとした各社のコンテナ実行基盤の取り組みについても整理して考察を加えます。

コンテナオーケストレーションやランタイムだけでなく、セキュリティや性能、リソース効率などの観点で、コンテナをどのような実行環境で動かすべきかという議論や実装が世界中で盛んに行われつつあります。本発表では、gVisorやFirecracker、Kata Containersなど、関連技術の現状の整理に加え、データセンター事業者やクラウド・ホスティングサービスに関わるエンジニア・研究者として、さらにその方向性と未来、我々が現在考えている具体的な要素技術についてお話します。

松本亮介さん
さくらインターネット研究所 上級研究員。
現場の技術を知るため修士に行かずにホスティング系企業に就職したのち、異例の修士飛ばしで京都大学大学院の博士課程に入学。インターネット基盤技術の研究に取り組み、mod_mrubyやngx_mrubyなどのOSSを始めとした多数のOSSへの貢献や学術的成果を修める。GMOペパボ株式会社 ペパボ研究所 主席研究員を経て(現在も研究顧問を務める)、2018年11月より現職。

【セッション2】コンテナを利用したWebサービス開発と実運用

続いて登場するのは、はてなでサーバー監視サービス「Mackerel」の開発をリードする松木雅幸(@songmu)です。「コンテナの開発・運用に、いままさに取り組んでいるエンジニアの方に聞いてほしい」という意気込みで臨む、松木のセッション内容はこちら。

コンテナを用いた開発や運用は、急速に浸透しつつあります。しかし、常にコンテナの最新動向に追随するのは難しく、悩みを抱える開発者が多いのも事実です。本セッションでは開発・運用エンジニア側、つまり今後コンテナを開発・運用に利用していく技術者の方に向け、
  • 開発者にとってコンテナはどういう存在なのか
  • なぜアプリケーション開発時にコンテナを使うと便利なのか
  • これまでと考え方をどのように変える必要があるか
  • 運用上どういう利点があるのか
  • どういう課題があり、どの様に解決すべきなのか

このような視点からお話したいと思います。

松木雅幸
株式会社はてな SaaS型クラウド・サーバー監視サービス「Mackerel」プロダクトマネージャー兼チーフエンジニア。
大学で中国語と機械翻訳をかじり、卒業後は中国でのIT起業、語学学校でのシステム担当兼営業、印刷系SIerでの金融系Webシステムや物流システムの開発、ソーシャルゲーム開発のリードエンジニア、などの紆余曲折を経て現職。
ISUCONに過去3度優勝するなど、インフラを意識したWebアプリケーションコードを書くことが得意。60個以上のPerlモジュールをCPANに上げているが、最近はGoがお気に入りで多数のオレオレGoツールをGitHub上に公開している。
著書に『入門 監視』(付録執筆/オライリー・ジャパン)、『みんなのGo言語[現場で使える実践テクニック]』(共著/技術評論社)、『Mackerelサーバ監視[実践]入門』(代表著者/技術評論社)

【セッション3】コンテナのメトリックとその取得戦略

はてなからもうひとり、「Mackerel」のSREとして日々コンテナと向き合う今井隼人(@hayajo)が登壇予定。はてな社内でもコンテナに精通するエンジニアとして知られる、今井のセッション内容はこちら。

コンテナの運用においてもCPU使用率やメモリ使用量など、一般的なメトリックの監視が必要不可欠ですが、オーケストレーションツールやマネージドサービスごとにコンテナのメトリック取得方法は異なります。 本セッションでは現在開発中のMackerelコンテナエージェントがサポートするコンテナプラットフォームにおいて、いかにしてコンテナのメトリックを取得するか、の背景および設計を、開発現場で得た知見とともにお話します。

今井隼人
サーバー監視サービス「Mackerel」SRE。 株式会社グローバルネットコアでアプリケーションエンジニアを、その後、株式会社ウォーターセルでインフラエンジニアを経て、2017年11月にはてな入社。2016年ころよりコンテナ技術に関心を持ち、同技術にまつわる登壇、社内勉強会の講師活動などを行う。

【セッション4】現場!実物!実践!マルチクラスタを運用するときの課題とコツ

最後のセッションは、さくらインターネットさんの技術本部エンジニアである山田さんが登壇します。コンテナ構築に関して、インフラのプロならではの役立つ情報をお話いただけるとのこと。セッション内容の概要は以下をご覧あれ。

コンテナクラスタを本格的に構築する場合、それは開発環境、ステージング環境、そして複数のプロダクション環境をそれぞれ別々のクラスタ上で運用していくことも検討しなければなりません。さらに、AWS、Azure、GCP、さくらなどのクラウドベンダーやオンプレ上で稼働するレガシーな環境を並行稼働させながら運用しなければならないケースもあるでしょう。では、さくらインターネットが提供しているコンテナホスティング『Arukas』では、どのようにして複数のコンテナクラスタを運用しているのか。

このセッションでは、クラスタの構築からコントローラーとコンテナノードの運用管理、障害パターンの実例などを絡めながら、これからk8sなどを使ったクラスタ環境を設計/運用する人に向けて役に立つ情報をお話いたします。

山田修司
さくらインターネット技術本部エンジニア、Container SIG会長、MENSA会員、ペリプルス合同会社代表。 小樽水産高校を卒業後、工場で鯖缶づくりを経て、インターネットやコンピュータの世界に興味を持ち始めたことがきっかけで、鯖管の技術を学び始める。それがこじれて23歳で上京し、さくらインターネット株式会社に入社。データセンタースタッフ、運用技術担当エンジニア、バックボーンネットワーク運用担当、IaaSクラウドサービスの運用担当を経て、現在はDockerホスティングサービス「Arukas」の企画・開発・運用業務などを担当する。事業系コンサルとしても活動中。

\コンテナを気軽に試せる来場者特典もあり!/

と、非常に盛りだくさんの内容でお届けするイベントですが、なんとさくらインターネットさんから来場者特典も! 各セッションで得られた知識を、ぜひ来場者の皆さんにハンズオンでお試しいただけるように、コンテナ実行環境として活用できる「さくらのVPS」、もしくは「さくらのクラウド 」を無料で使いはじめることができる特別なプレゼントが用意されているとのことです! PCをお持ちいただき、イベント当日お申込みいただくと、こちらの特典を利用できます。当日PCをお持ちになれない方にも、クーポンをご用意しますのでご安心を。

■ 募集人数

  • 50名
    • 参加費用は無料です
    • 先着順で受付をいたします
    • さくらインターネットのFacebookページやTwitterでのツイート、参加者のブログなどに当日の写真が掲載される可能性がございます。あらかじめご了承ください

■ 日程・会場

  • 日程:2019年3月20日(水) 19:00〜
  • 会場:さくらインターネット大阪本社のセミナールーム(懇親会はオープンエリアで実施)
    • 大阪府大阪市北区大深町4番20号 グランフロント大阪タワーA 35階
    • https://www.sakura.ad.jp/corporate/corp/office.html
    • JR「大阪駅」より徒歩7分/地下鉄御堂筋線「梅田駅」より徒歩9分/阪神「梅田駅」・阪急「梅田駅」より徒歩10分/地下鉄四つ橋線「西梅田駅」・地下鉄谷町線「東梅田駅」・JR「北新地駅」より徒歩13分

■ タイムスケジュール

タイムスケジュールは以下の通りです。ぜひチェックしてください!
(プログラム内容は調整中のため、変更する場合もございます)

  • 19:00:開場
  • 19:30:セッション1開始
    • さくらインターネット 上級研究員、松本亮介さん
  • 20:10:セッション2開始
    • はてな 「Mackerel」プロダクトマネージャー兼チーフエンジニア、松木雅幸
  • 20:30:セッション3開始
    • はてな 「Mackerel」SRE、今井隼人
  • 20:50:セッション4開始
    • さくらインターネット エバンジェリスト、山田修司さん
  • 21:30:懇親会開始
    • 乾杯して、わいわい情報交換しましょう!
  • 22:30:終了

■ イベント要項

ご参加に際しては、イベント開催支援ツール「Doorkeeper」へのログインまたは会員登録をお願いいたします。

  • Doorkeeperにて以下の情報をお送りいただきます
    • お名前
    • メールアドレス
    • 勤務する会社/団体
    • 役職/職種

来場の際は、名刺を1枚ご持参ください。

需要が高まるコンテナの現在と未来を学び、ぜひ皆さんのお仕事に役立ててください。たくさんのご参加、お待ちしています!