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ケータイ業界の最新事情を追う!「第9回ケータイ国際フォーラム」京都で開催



今回で9回目となる「ケータイ国際フォーラム」は、ケータイ国際フォーラム推進会議が主催する、モバイル業界の総合展示・講演イベント。今回のテーマは「ユビキタスから生まれる新しい文化とビジネス~調和と融合の可能性~」として、業界の著名人や研究の第一人者による講演、セミナー、カンファレンスなどが行われます。京都市上京区の相国寺承天閣美術館、同志社大学クラーク記念館と、学研都市のけいはんなプラザが会場となっています。

2009年の第8回ケータイ国際フォーラムでも、業界のキーパーソンが講演やセッションなどに登壇。そのレポートは、はてなブックマークでも注目を集めました。

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■モバイル業界のキーパーソンが登場、イベント盛りだくさん

3月16日(火)は、相国寺承天閣美術館にて「ケータイと人の未来」と題したキーノートセッションを開催。mixiアプリ「サンシャイン牧場」を提供するRekooの日本法人「Rekoo Japan」代表取締役の小野裕史氏が参加する、“ケータイビジネス”の戦略に関する「ビジネスセミナー」も行われます。

また、講演とはひと味違う、ユーザー参加の双方向型イベントも実施。「ケータイベンチャープレゼン大会」と題したこのイベントでは、京都・関西圏のモバイルコンテンツ企業など7~8社が6分間のプレゼンを行い、参加者はケータイで投票が可能。質問も受け付けており、よりイベントを楽しめます。

3月17日(水)は、業界の第一線で活躍するキーパーソンが集う「トップカンファレンス」が開催されます。「トップカンファレンスI」では、NTTドコモ執行役員の阿佐美弘恭氏、東日本旅客鉄道執行役員でIT・Suica事業本部副本部長の椎橋章夫氏、マピオン取締役の浜矢健次氏が登場し、ケータイサービスの最前線に関するディスカッションを、「トップカンファレンスII」では、マイクロソフト代表執行役副社長の堂山昌司氏、ドリコム代表取締役の内藤裕紀氏、デザインディレクターの川崎和男氏が総合ディスカッションを行います。

同志社大学クラーク記念館の会場では、イベントをインターネット中継するほか、ポスターセッション、体験型ブースも用意されています。中継の内容・スケジュールについては、インターネット中継のページをご覧ください。

■けいはんなプラザで最新の動向を追う

けいはんなプラザの会場では、3月16日(火)に2つのセッションからなる「次世代技術セミナー」が行われます。「次世代技術セミナーI」は「ユビキタス・センシング技術の展開」と題し、欧州の2大プロジェクト“SENSEI”と“ARTEMIS”の代表者がディスカッションに参加。「次世代技術セミナーII」では、「モバイル拡張現実感技術の新展開 -観光・文化財コンテンツの活用の未来-」をテーマに、大きな注目を集めているAR(拡張現実)技術の動向や可能性を議論します。どちらも同時通訳付で、京都駅から無料チャーターバスが用意されています。

■イベントは原則無料、サイトから申し込み可能

これまで紹介してきたイベント以外にも様々なイベントがありますが、参加は原則無料。ケータイ国際フォーラムの公式サイトから気軽に申し込むことができます。興味深いトピックばかりで目移りしてしまいそうですが、「お申し込みフォーム」では会場やイベントのスケジュールを考えながらの申し込みが可能です。

3月16日(火)に行われる関西圏のITベンチャーの経営者や金融機関、ベンチャー志望の学生の交流・ビジネスの情報交換などを目的とした交流パーティー「クロスミーティング」、3月17日(火)の関係者によるレセプションについては、参加費2,000円が必要(当日会場にて支払い)。気になる業界との交流を深めたい場合は、参加してみるのもよいかもしれません。



2日間のプログラムで、モバイル業界の最新の動向や今後の可能性まで広く触れられる「ケータイ国際フォーラム」。東京で行われるIT関連イベントにはなかなか参加できないという関西圏在住の人でも、京都であれば参加しやすいですね。応募者多数の場合は、早めに受付を終了する場合もあるとのことです。気になるイベントはすぐにチェックしてみてはいかがでしょうか。

第9回ケータイ国際フォーラム

文: 万井綾子

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