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男の子回路全開! トランスフォーマーの面白さをロボットクリエイターの高橋さんと語ってみた



(※この記事はパラマウント ジャパン提供によるPR記事です。)

そこで、7月29日から公開の映画『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』について熱く語り合うべく、とくに興奮がおさまらないはてなチーフエンジニアの大西(id:onishi)と、はてなエンジニアでロボットに詳しい吉田(id:marqs)の2人で、東京大学先端科学技術研究センターにロボットクリエイターの高橋智隆さんを訪ねました。現在のロボット技術から見たトランスフォーマーや、トランスフォーム(変形)・シーンのかっこよさを語る様子を、ライターの青宮しおりがまとめます。記事を読んで是非『トランスフォーマー』を見たいと思った方、この記事をブックマークすると前売り券や素敵なグッズが抽選で当たるキャンペーンを実施中です! 詳しくは記事の最後をお読みください。

■ 『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』は7月29日から

――ということで、東京都渋谷区にある東京大学 先端科学技術研究センターの高橋智隆研究室におじゃましています。今日はロボットクリエイターの高橋智隆さんと、はてなスタッフ2人で、これまでの映画『トランスフォーマー』を軽く振り返りつつ、7月29日(金)からTOHOシネマズほか全国超拡大ロードショーの映画『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』の見どころなどを語っていきたいと思います。まずは軽く自己紹介をお願いします。大西さん!
大西 はい! はてなチーフエンジニアでトランスフォーマー大好きの大西(id:onishi)です。アニメも映画も全部見てます! 映画『トランスフォーマー』は、1も2も映画館で見ました。3が今夏公開と聞いて、すごく楽しみにしています!
吉田 はてなでシステム系のエンジニアをしている吉田(id:marqs)です。大学時代はロボットの研究をしたほどロボット好きで、映画も好きです。『トランスフォーマー』も1,2とも映画館でじっくり見ました。3も楽しみですし、今日、東海道五十三次を走破したロボット「エボルタ」を創ったロボットクリエイターの高橋さんにお会いして話ができるのも楽しみにやってきました。

高橋さんが創ったロボット「EVOLTA」

高橋 ロボットクリエイターの高橋です。ROPIDやエボルタロボなどのロボットを開発しています。『トランスフォーマー』は、1を見て、2は見てないけれども、3が出そうでどうしよう、見たいなあと思っていたところでした。今日はよろしくお願いいたします。
大西吉田 よろしくお願いします。
――自己紹介ありがとうございました。その『トランスフォーマー』ですが、公開が2011年7月に迫っています。ところがその情報がまだあまりありません! チラシとトレーラーが現時点である情報のほとんどのようです……

ワンポイント用語集

高橋智隆さん - 株式会社ロボ・ガレージ代表取締役社長。東京大学先端科学技術研究センター特任准教授、大阪電気通信大学総合情報学部メディアコンピュータシステム学科客員教授、福山大学工学部電子ロボット科客員教授、ヒューマンキッズサイエンスロボット教室アドバイザー。パナソニックの充電式乾電池「EVOLTA」で、東海道五十三次を走破したロボットの制作などで知られる。1975年生まれ。
ROPID - 高橋さんが開発した小型ヒューマノイドロボット。走ったりジャンプしたりできるのが特徴。身長38cm、体重1600g。
エボルタロボ - エボルタ(EVOLTA)パナソニックの乾電池ブランド。エボルタロボはエボルタ乾電池のCMなどに出演する高橋さん制作のロボット。東海道五十三次を歩いたり、グランドキャニオンを登ったりする。
チラシ - 広告宣伝用に印刷された紙のこと。『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』のチラシは、映画館などで配布されている。
トレーラー - ここではいわゆる「予告編」のこと。『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』のトレーラーは、全国の映画館で上映中。

■ 新作のこだわりポイントは3Dと爆発?

――ではトレーラーを見てみましょうか。ここをお読みのみなさまもぜひご覧ください。
(一同、公式サイトのトレーラーを見る)

大西 おお、オプティマスが空を飛んでいる!
吉田 スケール感アップしてるなあ。ビルを破壊する巨大な蛇みたいなロボがヤバイ。
高橋 (トランスフォーム・シーンを見て)やっぱり変形ですよね。かっこいいなあ。新作は3Dになるんですか?
パラマウント ジャパンのNさん はい、3Dでの上映です。ぜひ3Dで楽しんでいただければと思っています。
高橋 3Dの映像表現によく向いているコンテンツな感じがします。
Nさん 3Dはこだわりポイントで、『アバター』の監督に3Dのカメラを借りて、80%以上そのカメラで撮影したそうです。最近の3D映画は、2Dカメラで撮影して、あとで3Dに変換する作品が多いのですが、そうすると3Dのクオリティが下がりがちです。監督のマイケル・ベイは今回、3Dへのこだわりが強く、最高峰の機材、技術で撮影しました。

大西 『アバター』は3Dの映画館で見て、3Dの可能性を予感することができた映画でした。『トランスフォーマー』が3Dだと、もうばっちりハマってますね。
Nさん はい、アメリカで2010年に実施したアンケートで、3Dで見てみたい映画の1位が『トランスフォーマー』だったそうです。私も本編を見た上でおすすめしたいのですが、また見ていません……。でも、マイケル・ベイは、映像のクオリティにすごくこだわる監督さんなので、とても期待しています。過去の作品でも、高速道路が爆発するなど「そこCGでいいじゃん」って部分も実写で撮ったりだとか。
吉田 たしかにマイケル・ベイ監督作品の爆発とか破壊などの迫力感はいつもいいですよね。それも3Dか。楽しみだなあ。

ワンポイント用語集

オプティマス - 正しくはオプティマス・プライムで『トランスフォーマー』に登場する主役級のロボット。トランスフォーマーの2大勢力の一つ「オートボット」の総司令官。色は赤青でいかにもヒーローらしい。
アバター - 2009年に公開されたジェームズ・キャメロン監督によるSF映画。3Dで上映された。
マイケル・ベイ - 映画監督/映画プロデューサー。代表作は『アルマゲドン』、『ザ・ロック』、『バッドボーイズ』など。

■ 変形の気持ちよさは「おさまりのいい形」がポイント

――さて、『トランスフォーマー』の魅力といえば、やたらかっこよいトランスフォーム・シーンです。
高橋 変形ロボットいいなあ。そもそも「変形する」っていうギミックにすごく興味があって、いつかそういう変形できるロボットが作れたらいいなあと思ってます。とはいえ、変形することにどういう意味を持たせるかはこれから考えないと。
大西 エンターテインメントとしての変形の意味は“かっこよさ”だと思っています。トランスフォーマーの変形って、すごく素早くてかっこいい。日本の変形ロボットアニメだと、もったいぶってぎょうぎょうしいです。それが美学なんですけどね。
高橋 でも、映画『トランスフォーマー』の変形はやりすぎだと思います。わかりやすく幼稚にガッチャーン!ガッチャーン!って変形してほしい気持ちはあります(笑)
吉田 変形が早いおかげで、猛スピードで走る車の勢いを活かしたまま、変形して人型になって、そのままアクションが続くってシーンが結構ありました。バンブルビーとか。
大西 1でも2でもありました。あれかっこいい。あのかっこよさを実現するには、高速に変形しないとダメですね。
高橋 変形するときに重要なのは、おさまりのいい形から、おさまりのいい形になることだと思います。あっ!(とひとこと残して、研究室の裏手に消える)
大西 あれ、どこいったんだろ……たしかに『トランスフォーマー』を見てても、ただのラジカセとか、たんなる直方体とか、おさまりのいい形になるのはおもしろみがないけど気持ちがいいなあと……あ、戻ってきた。

高橋さんと「スイッチピッチ」

高橋 これこれ。何年か前に見つけたおもちゃで「スイッチピッチ」っていうモノです。これ、変形途中の感じがめちゃくちゃトランスフォーマーっぽいんですよ(といって、スイッチピッチを空中にほうりなげてキャッチすると、本体の色が一瞬で変わる)。
大西 なにこれすごい!
吉田 ジャンプしている間に変形が終わるのって、すごくトランスフォーマーっぽいです。
高橋 アメリカの空港のミュージアムショップで見つけたときに、興奮して三つ買いました。数学者さんが多面体の研究で作ったそうです。
吉田 これは球体に近くてすごく「おさまりのいい形」ですね。
大西 あ、自動車も人型ロボットもおさまりのいい形か。
高橋 はい。「おさまりのいい形」から変形して、別の「おさまりのいい形」にぴたっとおさまるというのが、きっと気持ちいい変形のポイントです。だから『トランスフォーマー』の変形がいちいち気持ちいいのだと思います。

ワンポイント用語集

バンブルビー - オートボットのトランスフォーマーで、映画トランスフォーマーでは、主役サム・ウィトウィッキーのボディーガード役を務める。
数学者さん - Chuck Hoberman氏。経歴については英語版Wikipediaのページが詳しい。

■ 現実的には「収拾がつかない」トランスフォーマーの変形

吉田 新作で3Dで、トランスフォーム・シーンを見られると思うとワクワクします。
高橋 映画『トランスフォーマー』の変形シーン、明らかにCGを制作している方々ががんばりすぎですよね(笑)そもそも玩具の人たちが主導してきたキャラクターなのに、こんなに変形しちゃったらおもちゃにしにくいだろうと思います(笑)
大西 そういえばトランスフォーマーのおもちゃを持ってきました。これ難しいです(ガチャガチャと変形しながら)。

高橋さん変形中!(おもちゃを)

吉田 会社でちょっと触りましたが、対象年齢5歳は厳しそうです。
高橋 たしかに難しいですねこれ。部品点数多いし、よく作ったな……(ガチャガチャと変形しながら)。このおもちゃ、変形したあとで、手足なんか動ける関節を残しているのえらいなあ。がんばってるなあ。おいくらですか?
大西 4000円くらいです(ガチャガチャ)。
高橋 変形がなかったらもっと楽に安く作れただろうに……あ、でも、トランスフォーマーじゃなくなっちゃうか(笑)
大西 部品が余さず変形するのは美学ですよね。
高橋 そうです。「折り紙に切り込みいれちゃいけない」みたいなのと同じで、志がとても高い感じがします。
吉田 おもちゃとしてだけなく、ロボットとしても、こんなに複雑な変形をするのは損なことが多いですよね(笑)
高橋 はい、明らかに損です(笑) 変形のために動く部品のそれぞれにアクチュエータが必要なわけですが、現実的には収拾がつかないと思います。そもそも人間の動きに近づけようとアクチュエータを入れすぎると、重くなりすぎて動けなくなってしまうような状態ですからね。
吉田 センサーもたくさん必要そう……。
高橋 そこで今のロボットは、アクチュエータを減らして、コンパクトでパワーウェイトレシオのいいものにして、その中で人間らしい動きを実現するってことをしています。こんだけぜいたくにアクチュエータを使えて、こんなに効率よく動かすことができるってうらやましいです。エネルギー源なんですかねこれ。
大西 「エネルゴン」です(キリッ)。
吉田 実際のところはよくわからないエネルギー源です。

変形は「なかなかたどり着けなさそう」

高橋 現実のものとして変形ロボットがどこまでいくかわかりませんし、それが実用なのか、エンタメなのか、アートなのかもよくわかりませんが、実際はすごく難しいです。
大西 どうやったら作れるようになるのかって考えるのは楽しいですね。
高橋 はい、変形は憧れの表現でもあります。いますぐ実用化するんじゃないけど、こうなったらいいなって表現。変形は憧れがすごくありますが、なかなかたどり着けなさそうです。
大西 変形する前にやることあるだろって感じですよね(笑)
高橋 はい(笑) まじめに考えるとトランスフォーマーの変形はやっぱりかっこよさのためのものですね。突き詰めていくと“ロボットの立ち姿”とかと同じで、ディティールの小さいところで、アクチュエータっぽく動くものがたくさんあるとかっこいいって思うんでしょう。設計として美しいかどうかは別として、かっこいいものはかっこいい。女性の“お化粧”と似たようなものだと思います。
吉田 上手なお化粧は男子みんな好きです(笑) あーそれでディティールかあ。

ワンポイント用語集

玩具の人たちが主導してきたキャラクター - トランスフォーマーはそもそも、タカラトミーによる玩具であった。のちにアメリカのHasbro社と提携し、世界展開した。現在もトランスフォーマーの玩具はタカラトミーが製造している。
トランスフォーマーのおもちゃ - 取材に持ち込んだのは、「トランスフォーマー DA03 オプティマスプライム メックテックトレーラー」と、「トランスフォーマー DA05 バンブルビー&メックテックホルダー」の二つ。
アクチュエータ - エネルギーを得て、回転、往復などの動力を発生する部品。現在のロボットではサーボモータがよく用いられる。
パワーウェイトレシオ - 馬力重量比。運動する機械は一般に、馬力が大きく重量が少ないほど素早く動作させやすい。この塩梅を知るための値、または概念。
エネルゴン - 『トランスフォーマー』に登場する架空の物質で、トランスフォーマーたちのエネルギー源のこと。

■ みんな自動車をロボットに変形させたい

左が大西(id:onishi)、右が吉田(id:marqs

高橋 このトランスフォーマーって、そもそも大きさどのくらいなんですか?
大西 ガンダムよりはだいぶ小さいですよね。10メートルちょっとくらいかな。
吉田 『トランスフォーマー』の設定資料集があります。だいたいみんな10メートル以下ですね。オプティマス・プライムが8.5メートル、バンブルビーが4.9メートルでした。
大西 おお小さい。日本のアニメはだいたい20メートルくらいが標準サイズなんで、かなり小さいほうです。
高橋 変形前の車の大きさがあるからかな。人間とお芝居をすることを考えてもそれくらいの大きさがよさそうです。
吉田 そうですね。あまりにでかいのと話をしても(笑)
大西 それなりにでかいので実際いたらビビると思います。顔も怖いし。
高橋 顔怖いですよねえ(笑) ガイコツ系です。アメリカのロボットってわりとそうですね。ターミネーターなんかも怖いガイコツ系。
吉田 たしかにアメリカのロボ怖いです。
高橋 口もありますね。口はあるかないかで、印象がだいぶ変わります。口のほかに大事なのが目です。目は光らせないと起動してる感じがしないとか。
大西 そういえばどんなアニメのロボットもたいてい目が光っていますね。
高橋 光る必要は機能的にはあんまりないですけど、ロボットを見る人の印象が大きく変わります。これは空想上のロボットも実際のロボットも同じです。
吉田 人間でも「目が死んでる」とかいいますね。面白いなあ。
高橋 いわゆる主役というか仲間キャラはみんな自動車なんですよね。
大西 はい、味方はほとんど自動車ですね。敵は戦闘機とかヘリコプターとか、いわゆる暴力的な装置のことが多いです。
高橋 兵器はもともと無骨じゃないですか。おもしろみが足りない。あ、だから敵でいいのか。そういう意味じゃ味方が身近で役立つ機械の車ってのはいい設定ですね。実際世界中ほとんどの自動車メーカーさんが、自動車がロボットに変形するCMを制作していますよね。
大西 みんな自動車をロボットに変形させたいのかあ。
吉田 『トランスフォーマー』を見たあと、街を走っている自動車がどれでも変形しそうな気になるのも楽しいですね。あ、高橋さんはそもそも自動車もお好きだとか。
高橋 好きですねー。今でもアメリカで素敵な自動車を見かけるとおおっ!って思います。ポンティアック・ソルスティスがとても好きです。いいデザインで手頃な価格で、素晴らしい。
吉田 私はそう車に詳しくないんですけど『トランスフォーマー』の車選びは高橋さんから見てどうですか?
高橋 個人的なことをいえば、バンブルビーのシボレー・カマロよりもダッジ・チャレンジャーのほうが好きなので、ちょっとはずれています。カマロは、アメリカではちょっとやんちゃなイメージで、キャラクターには合っていますね。

ワンポイント用語集

ガンダム - 機動戦士ガンダムのこと。主人公アムロ・レイが搭乗するガンダムの身長は18.0メートルで、トランスフォーマーよりもだいぶ大きい。
ターミネーター - 1984年公開のSF映画。ストーリーは未来からきた殺人ロボット(ターミネーター)が歴史を変えようとするもの。
- 『トランスフォーマー』中でディセプティコンのこと。
ポンティアック・ソルスティス - ゼネラルモーターズが生産したアメリカの小型スポーツカー。
シボレー・カマロ - ゼネラルモーターズのスポーツカー。
ダッジ・チャレンジャー - クライスラーのスポーツカー。初代は1970年代に発売された。現在は初代の復刻版として2008年から発売中。

■ 炊飯器がトランスフォーム

大西 『トランスフォーマー』でこんな機械が変形してほしいってのはありますか? ……炊飯器とか(笑)
高橋 炊飯器いいですね。おさまりのいい形だし(笑)
大西 『トランスフォーマー』の2だと、Xboxがロボットに変形して、Xboxの箱からバリバリーって登場するシーンがありました。ラジカセだったりラジコンもありましたね。
吉田 Nokiaの携帯電話もありましたね。ハイテクものは似合いそうです。3では何が変形するんだろう……Nさんご存じですか?
Nさん コピー機が変形するらしいって話だけ聞いています。ほかは聞いていません。iPhoneあたりはやってくれそうな気がするんですが……
高橋 まあそりゃiPhoneはやってほしいですね。
大西 iPhoneとAndroidで変形してから戦ってほしい(笑)
高橋 コピー機いいですね。あれもかなりハイテクだし、きっとかっこいい。「おさまりのいい形」だし(笑)。カメラとかも超精密な感じで変形してほしいです。トレーラーで出てきたビルが変形しちゃうとかもいいですね。とにかくスケールの大きい方向が楽しみです。ところで炊飯器変形ロボがやっぱり最高だなぁ。作りたい(笑)
大西 スケールが大きいといえば『トランスフォーマー』の2では、建設用の重機が5台くらい一気に変形して、巨大な掃除機に変形するというシーンがありました。
吉田 『トランスフォーマー』だとあれが最大のロボットなのかな。大きい方向はそれだけで迫力あるので、出てくれたら、マイケル・ベイ監督がどう撮るか楽しみです。
高橋 僕は炊飯器をなんとか……(考えこむ)
大西 すいません、ヘンなフリをしてしまった。炊飯器以外にも変形してほしいものはありますか?
高橋 旅行の時に重いスーツケースが変形して、階段で勝手に歩いてほしいなあと思います。中の荷物がどうなるかはわかりませんが(笑)
吉田 現実にすでにあるすごい変形をするものだとベビーカーとかきてますよね。
高橋 輸入物のベビーカーとか、なんかすごい変形しますよね。えーこれがこうなっちゃうのみたいな。ギミック大好きです。『トランスフォーマー』の変形でも、自動車のこのパーツがここにいってこう!みたいな共通する気持ちよさがあります。タイヤが二つに割れたりとか、そういう無理がないのもいい。無理がない炊飯器の変形……
大西 ほんと炊飯器の件はすいません……
高橋 いえいえ(笑)変形してお米研いでもらおうかな……
吉田 それだと変形前後で内釜が残ります。無理がない!
高橋 いやいや(笑)

ワンポイント用語集

Xbox - 日本マイクロソフトのゲーム機「Xbox 360」のこと。
輸入物ベビーカー - 三輪自転車がベビーカーに変形する「Taga stroller bicycle」や、自動折りたたみ機能を備えた「4Moms Automatic Stroller」などが有名らしい。

■ 架空のロボットは、なぜか空を飛ぶ

大西 今度の『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』は『トランスフォーマー』1、2の続編って扱いなんですよね?
Nさん はい、続編で、3部作の最終作です。
高橋 ファンとして勝手なことをいうと、機械がなんでも変形できるんだったら、映画『トランスフォーマー』の続編っていくつでも作れそうですよね。タイタニックが氷山に激突しそうになったら変形して氷山を叩き割るとか(笑)
大西 乗客が冷たい海に投げ出されることに変わりはなさそうです(笑)
吉田 『トランスフォーマー』は1も2も、それぞれ1本の映画としてストーリーとして完結していて、でも終わりのシーンをよく見ると続きがあり得ることが分かる作りでした。
大西 3のストーリーはどうなるんだろう。
Nさん 3では、アポロ11号の月面着陸の裏でNASAと米国政府がひた隠しにしてきた事実があって、それが元で世界中が壊滅的な状況まで追いつめられていきます。果たして人類は世界を、地球を守ることができるのか?……というところまでストーリーが明かされています。
大西 トレーラーやチラシを見てみると、オプティマス・プライムも敵も空を飛んでいるのが気になるなあ。月まで飛んでいっちゃうのかな。
吉田 飛行シーンはそれはそれでかっこいいですよねえ。
大西 飛んでいった月面で、月面の砂がさらさらと流れるとそこに炊飯器が…
高橋 ないない(笑)
吉田 なんか架空のロボットってよく空を飛びますよね。飛ぶほうがいいんですかね。
高橋 飛ばないほうがいいでしょう。推進力があっても、物理的に安定しない形なんで、あんまり飛んでほしくないです(笑) どっかで飛ばしたくなっちゃうんでしょうねえ。
大西 エネルゴンの力ですね(笑) ああ3Dで見るの楽しみだなあ。
高橋 楽しみですね。
吉田 チケットもう売っているのかな。
Nさん 現在は特典付き前売り券を販売中です。楽しいお話をしていただいた高橋さん、大西さん、吉田さんにプレゼントします。
一同 ありがとうございます!
Nさん もちろん、ここまでお読みいただいた読者の皆さまにもプレゼントさせていただきます! 応募方法は、このすぐ下に!

ワンポイント用語集

タイタニック - 豪華客船の「タイタニック」は1911年に進水し、1912年に氷山に接触して沈没した。映画「タイタニック」は1997年ジェームズ・キャメロンが映画化したものが有名。
アポロ11号の月面着陸 - 1969年にアメリカが、宇宙船「アポロ11号」で歴史上はじめて人類を月に到達させた。

■『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』前売り券と特製webカメラをプレゼント!

※キャンペーンは終了しました。たくさんのご応募、ありがとうございました。
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応募要項

  • 応募期間
    • 2011年6月15日(水)から2011年6月28日(火)24時まで
  • 賞品と当選人数
    • 『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』前売り券を計10名様、前売り券と特製webカメラをセットで10名様
  • 応募方法
    • 『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』前売り券
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[PR]企画・制作:はてな
写真:佐藤麻紀

文: 青宮しおり