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空中に浮いているような映像を簡単に作れるアプリ「Hyperlapse」で、オリジナルの映像作品を作ろう


■ とにかく使ってみよう

<タイムラプス動画・ハイパーラプスとは>

タイムラプス撮影は、長時間の動画を撮影し、編集ソフトなどで早送りすることでドラマチックな動画を制作する手法です。これまでタイムラプス撮影を行うには、カメラを固定するための三脚や、ブレないように移動させるための高価な機材が必要でした。

しかし最近では、動画のブレなどを解析し後から補正を加えるハイパーラプスと呼ばれる手法を使えば、手持ちで撮影した“ブレている”動画からでも、簡単にタイムラプス動画を制作できるようになりました。また再生速度を速くすることで、まるで空中浮遊しているような感覚を味わえます。

tllabs.io
2013年4月には、カナダのクリエイティブチーム・Teehan+Lax Labsにより、Google マップのストリートビュー機能とハイパーラプスを組み合わせたWebアプリが制作されました。このアプリは指定した地点から目的地までの区間の景観を、ハイパーラプスを使ってタイムラプス動画として変換し、実際にその場所を走って撮影したような動画を作れます。


Google Street View Hyperlapse on Vimeo

<Hyperlapseとは>

Hyperlapse from Instagram
https://itunes.apple.com/jp/app/id740146917

Instagramが開発したHyperlapseは、iOS向けの無料カメラアプリです。撮影した動画の再生速度を上げ、ブレを補正したハイパーラプス動画を手軽に制作できます。撮影した後、再生速度を1~12倍の間で設定できます。車の走行中に、助手席から撮影した5分間の動画を10秒にしたり、花火大会を撮影した動画を30秒程度の短い動画に凝縮したりできます。


Introducing Hyperlapse from Instagram on Vimeo

■ 一手間加えてみる

<他のアプリを使って編集したりエフェクトをかけたりしよう>

https://itunes.apple.com/jp/app/id377298193?at=10l8JW&ct=hatenabookmark
Instagram風エフェクトも簡単。リアルタイムで動画編集できるiPhoneアプリ『Videohance』 | ライフハッカー[日本版]

Hyperlapseで制作した動画を、もっと面白くしてみませんか? Appleが配信している動画編集アプリ「iMovie」など、他のアプリを使って自分なりの編集や音楽を加えることで、立派な映像作品になります。


「ハイパーラプス」で作った動画をちょっと加工するだけで「いいね!」が増える!

<iPhoneをアクションカメラ化してみる>

iPhone 5をGoProみたいなアクションカムにするiMountZ 2 BULLET HDを買ってみた

iPhoneを手持ちで撮影してもブレが少なく補正されますが、自転車などでの移動中に撮影するのは危険です。そこで、iPhoneを「GoPro」のようなアクションカムの要領で体に固定し、サイクリングやスケートボード、スノースポーツなどアクティブな場面でも活用してみましょう。

【日本正規代理店品】mophie OUTRIDE multisport kit for iPhone 4S/4 MOP-PH-000037

【日本正規代理店品】mophie OUTRIDE multisport kit for iPhone 4S/4 MOP-PH-000037

  • 出版社/メーカー: mophie
  • メディア: エレクトロニクス

<他の動画サービスで共有してみる>

https://itunes.apple.com/jp/app/vine/id592447445?mt=8
https://play.google.com/store/apps/details?id=co.vine.android&hl=ja

Instagram上での共有もできますが、Hyperlapseで作成して一旦カメラロールに保存した動画を、別のSNSアプリで共有することも可能です。動画共有SNSアプリの一つである「Vine」を使えば、6秒間の動画をループ再生して共有できます。また「YouTube」や「Vimeo」などの動画共有Webサービスへも、専用アプリを使うことでアップロードできます。


ちょこるさんはTwitterを使っています hyperlapse、vineのループと組み合わせた方が楽しいかも…!! https://t.co/hQ19amIPE1

日常の風景や旅先での光景を記録し、いろいろな方法で自分なりの動画作品を作って遊んでみてはいかがでしょうか。

文: 文月聡

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