この時期は寒くて外に出るのも面倒になります。こたつや布団に包まれて、薪が燃えて炎が揺れ動く様子をただ見つめ、自分だけのイルミネーションを楽しみましょう。でも暖炉なんて一般的な日本の家庭にはないので、代わりとなる映像やアプリを紹介します。もし家に“本物の暖炉”があるなら、薪が燃えている様子を撮影してYouTubeにアップロードすると再生回数を伸ばせるかも。
■ YouTubeで気軽に見よう燃える薪
YouTubeで「Fireplace(暖炉)」と検索するだけで、暖炉の中で薪が燃えている映像をすぐに見ることができます。長さも2時間から10時間以上までとさまざま。再生回数が400万回を超える動画もあります。インターネットに対応するテレビやAppleの「Apple TV」、Googleの「Chromecast」などの機器を使えば、テレビ画面に大きく映し出して楽しめます。
■ スマホやタブレットで薪を燃やす
▽ https://play.google.com/store/apps/details?id=com.edgewaysoft.virtualfireplaceGoogle
▽ https://itunes.apple.com/jp/app/virtual-fireplace-xd/id728445512?mt=8
App StoreやGoogle Playで「暖炉」や「Fireplace」などと検索すれば、さまざまなアプリが見つかります。例えばEdgeWayが開発する「Virtual Fireplace」は、無料でダウンロードできる暖炉アプリです。音量や音響効果、再生速度を調整可能で、スリープ機能もあります。課金すると、9個の暖炉から選べるようになります。
Android端末のホーム画面で壁紙を動く暖炉にするアプリ「暖炉のビデオライブ壁紙」もあります。
▽ https://play.google.com/store/apps/details?id=fireplace.cklwp.com&hl=ja
■ 8ビットな暖炉をゲーム感覚で楽しめる「Pixel Fireplace」
▽ http://hexraystudios.com/pixel-fireplace/
アメリカのクリエイターチーム・Hex-Ray Studiosが制作した「Pixel Fireplace」は、暖炉が8ビット風のピクセルで描かれるアプリです。ただ薪が燃えるのを見るのではなく、キーボードからの入力で薪をくべ、火をつけなければなりません。
薪を置くには「log(薪)」、火をつけるには「match(マッチ)」などのコマンドを入力する必要があります。「marshmallow(マシュマロ)」と打つとマシュマロを焼き始め、「smore(スモア)」でクラッカーにはさんでスモアにできます。「water(水)」と打つと火に水をかけて終了できます。薪は1本あたり15分しか持たないので、なくなる前に薪をくべる必要があります。
▽ Pixel Fireplace v1.2 Colors on Vimeo
Windows版とMac OS X版があり、基本的な機能は無料で遊べます。色の変更やすべてのコマンドに対応する製品版の価格は376円です。
■ 枕元において照明としても使えそうな「FireWood」
▽ FireWood | スペシャルサイト | タカラトミーアーツ
タカラトミーアーツから販売されている「FireWood」は、卓上でたき火の気分を味わえるインテリア商品です。台座の上にLEDで光る薪の模型が置かれています。
息を吹き掛けることで勢いよく燃える演出をする「ブレスセンサー」、炎のゆらめきの再現や効果音の機能などがあります。外部スピーカーとしても使える内蔵スピーカーを搭載。外部音楽機器を接続すると音楽に合わせて火の様子が変わります。
Title Photo by Adam Caudill