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フライトシミュレータや検索結果対決など―Googleを使って“遊ぶ”方法



Google

遊び心あふれる会社Google

Googleトップページのロゴが、しばしばその日にちなんだ内容に変わることがあるのはご存じの方も多いと思います。

多くのクリエイティブな企業と同様に、Googleという会社は人間の遊び心を大変に重視しているようです。実際、既に採用試験自体が、ユニークな問題で志望者の頭脳を試してみたり、有名大学に暗号を書いたポスターを貼り付けてみたり、と遊び心に富んでいます。

それでは、そんな会社のWebサービスに、ユーザーはどんな風に遊び心を発揮してみせているのでしょうか。

GoogleマップやGoogleアースを利用した遊び

Googleが提供している、オンライン地図情報サービス・Googleマップや世界中の衛星・航空写真を閲覧できる3D地図ソフトウェア・Googleアース。これらのサービスでGoogleが公開している「Google Maps API」などを利用して、ゲームを作っている人がいるようです。

ちなみに、Google自身も、Googleアース上を飛行できるフライトシミュレーションモードを提供しています。

Googleの検索結果で遊ぶ方法

検索結果は、時に私たちが想像もしなかったような知識をもたらしてくれるようです。大量の個が全体を意識することなくばらばらに振る舞うことで生み出された集合知は、きっと顔をつき合わせた議論などからは見えないこの世の真実を教えてくれることでしょう。

検索結果で知るこの世の真実?

上のエントリーは、検索ボックス入力時に候補となる語を紹介してくれるGoogleサジェストの機能を利用して、「平仮名1文字+“、(句点)”」を入力することで日本のインターネットの実態を暴いたものです。サブカルチャーに強い日本のインターネットの姿が垣間見えます。
下のエントリーは、Googleが発表した「世界で最もエッチな都市」の話に刺激を受けて、日本のネットユーザーがGoogleトレンドにあられもない単語などを入力して地域別の集計データを見ている様子。別にそんなことはないのですが、何だかその町や国に住んでいる人たち全員がそう見えてしまう感じがして、ちょっと可哀想な気も。
以下の二つのエントリーまでいくとさすがに眉唾ですが、それでも思わず笑ってしまったり考え込んでしまうから不思議です。

検索結果を使ったゲーム

実はGoogleの検索結果で遊ぶ試みは、2003年頃から多くの人がやってきたことです
古典的な遊びとしては、2つの単語を組み合わせて検索結果が1件になるものを探す「googlewhack」、「戦争」と「平和」のような二つの真逆の意味を持つ単語を組み合わせて検索して、どちらが多いかを競う「googlefight」のようなものがあります。以下の海外サイトは、それら有名な遊びを簡単にできるようにしたものです。

まだまだ他にもある Googleの遊びかた

検索時に、Amazonのリンクの表示が怖いことになっています。ちょっと意地悪な遊び方です。

Googleマップやストリートビューで撮影されたユニークな風景を発見して遊ぶのも、世界中で人気です。特にストリートビューでは、撮影の時間差が生んだ「花咲か爺さん」(道路上の矢印をクリックして一歩前に進んでください)なども有名ですね。
こんな風にネットユーザーの遊び心を刺激してしまうGoogle。でも、あんまり意地悪な遊びをしすぎると、こんな目に遭ってしまうかも。

イタズラは程ほどに。

文: 稲葉ほたて

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