コミック誌の「顔」といえるのがその表紙。雑誌の数だけ様々なタイプの表紙がありますが、現在そんなコミック誌の表紙を系統ごとに分類、比較するエントリーが話題になっています。
情報量をとるか、デザインをとるか〜漫画雑誌の表紙の作り比較〜 - たまごまごごはん
「コミック誌」と聞いて、多くの人がまず思い浮かべるのがジャンプ、サンデー、マガジンといった少年誌ではないでしょうか。これらの雑誌の表紙は、それぞれのカラーはありますが、比較的情報量が多くごちごちゃした印象があります。筆者によると、このような「情報量重視型」の雑誌は他にも多く、その中にもさらに、女性キャラクター推しの男性向けの雑誌、パステルカラーを多用した少女向けの雑誌、赤・青・黄色の三原色を多用した男児向け雑誌など、読者層に合わせた工夫がされているそうです。
他にも、グラビアアイドルを全面に押し出した「グラビア型」、作品の世界観を打ち出すなどの工夫がされている「バランス型」、テキストの配置が独創的な「インパクト重視型」、アダルト系の雑誌に見られる「とにかくバインボイン型」、トータルでのデザインを重視する「デザイン重視型」など、雑誌のカラーによって実に様々なタイプの表紙があようです。
はてなブックマークのコメント欄でも、「最近のは雑誌名がキャラに隠れてるから、雑誌名を手掛かりに本を探せないのが多い。」「たまたま昨日こんな話を会社でしていた(^^; りぼん・なかよし・ちゃおあたりのカオスぶりはすごい。」といった声が集まっていたこちらのエントリー。こうやって表紙を眺めるだけでも、作る側の考え方が伝わってきますね。