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冬の定番!「みかん」の上手な保存法&むき方のコツ


みかんを長持ちさせる保存方法

みかんを箱で買うと、いつのまにかカビが生えてしまうことがよくありますよね。まずはせっかくのみかんをできるだけ長く美味しく味わうために、保存する際のポイントを見ていきましょう。

みかん保存方法|有田みかん村
こちらのエントリーでは、買ってきたみかんの保存方法が、以下のように紹介されています。

  • 風通しの良い冷暗所に置きます。
  • 温度・湿度が高い所は避けます。3〜5℃が適温です。
  • 箱で買った場合は、ふたを開けておきます。
  • できるだけ箱の底にあるみかんから食べます。(運送中の圧力でつぶれやすくなっているため)
  • カビが生えた場合は、周り移る前にすぐに取り除きます。
  • 長持ちさせたいなら、箱に入れたままにはせず、スーパーの買い物カゴのようなメッシュ状の入れ物に新聞紙を敷いて、みかんを入れておきます。
  • 冷蔵庫には入れない方が日持ちします。
  • ノーワックスのものはしなびやすいので、ビニール袋に入れて保存します。

できるだけ涼しい場所で、風通しをよくしてあげるのがポイント。箱買いした場合は、できればメッシュ状の入れ物に移し替えます。またカビが生えて傷んだものを見つけたら、広がる前にすぐに取り除きましょう。

「すじ」は取る派?取らない派?

人によって様々なのが「みかんの食べ方」。みかんの後ろ側からむく人、ヘタの側からむく人、白い「すじ」を取る人、取らない人、実を包む「薄皮」も食べる人、捨てる人…あなたはどの食べ方でしょうか?

正しいみかんの食べ方は存在する? (Excite Bit コネタ) | エキサイトニュース
こちらのエントリーでは、20人にアンケートをとったところ半数が「白いすじだけ簡単にとり、房ごと食べる」という食べ方だったそう。またすじも薄皮も食べないのは、50代以上の女性に多かったようです。

「すじ」や「薄皮」は生活習慣病に効果あり!
捨ててしまいがちな「すじ」や実を包んでいる「薄皮」の部分ですが、実は意外に栄養があるという話を聞いたことはないでしょうか?
ビタミンP ビタミンのお話
こちらのエントリーによれば、みかん由来のポリフェノール「ヘスペリジン」は実よりもすじや薄皮の部分に多く含まれ(薄皮には実の50倍、すじには実の300倍)、血圧の上昇を抑えたり、中性脂肪を分解する働きがあるそうです。高血圧などが気になる方は、すじや薄皮も一緒に食べてみてはいかがでしょうか?

みかんをキレイにむく方法

しかし、「どうしてもすじが気になる。」という方にはこちら。すじをキレイに取ろうとすると、手にたくさん付いたり爪の間に挟まったり、けっこう面倒ですよね。そんな時、できるだけすじを残さずキレイにむく方法があります。

@nifty:デイリーポータルZ:みかんをきれいにむく方法
今回はこちらのエントリーを参考に、実際にキレイにむける方法を試してみました。

1.手のひらや指先で全体を軽く揉みます。

まずはすじが取れやすいようにするため、全体を軽く揉みます。指先で軽く押さえるようにすると、すじが離れる「ブチブチ」という音が小さく聞こえます。(強く押さえすぎないよう気を付けて下さい。)

2.後ろ側から半分に割ります。
 
後ろ側から指を入れて半分に割ります。むくのではなく「割る」のがポイントです。

3.さらに半分に割ります。

さらに半分に割って、4分割します。ヘタの部分は繋げたままで、切り離さないようにします。(力を入れすぎると実がつぶれてしまうので気を付けます。)

4.ヘタの部分からはがします。
 
すじが皮に残るように、下からはがすのがポイントです。

5.普通にむくよりもすじが取れやすくなります。

(左:このやり方で剥いた場合 右:通常のように皮をべりべりはがしてむいた場合)
普通のむき方に比べると、あまりすじが残らずキレイに剥けます。


今回は冬に欠かせない「みかん」についてご紹介しました。テーブルの上にみかんがあると、ついつい何個も手を伸ばしてしまいますよね。また、余った皮は台所や畳の掃除に使うこともできるので、年末の大掃除の際に利用してみてはいかがでしょうか?


Title Photo by Kanko*

文: 飯塚朋子

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