パソコンを使っている人ならほぼ確実に毎日触っているキーボード。ほこりが溜まってしまったり、時には食べ物のかけらが入り込んだりすることもあるのではないでしょうか。そんなキーボードをきれいにするには、年末の大掃除は絶好の機会です。その際には欠かせない、キートップを安全に外すための「キートップリムーバー」の自作手順が公開されています。
キートップリムーバーとは、キーを一つずつ外していく際に、キーボードに負担をかけないように使用する道具のこと。指やマイナスドライバーでもキーを外せないことはないですが、故障につながりかねないため、キーボードの掃除やお手入れにはキートップリムーバーを使用した方がよいようです。
自作手順を公開した方は、「市販のリムーバーは使いにくい。そう思い作ってみました」と冒頭で述べています。そのこだわりのリムーバーの作り方は、以下の通りとなっています。
- 1.PS(ポリスチレン)板を用意し、カッターで切り分ける。
- 2.キートップを引っかける爪になる部分を、角度をつけて削る。
- 3.切り分けた板の切断面を削ってきれいにする。
- 4.PS板用の接着剤で接着し、ドライヤーの熱で中心部から曲げる。
- 5.先端部分をヤスリで整形する。
用意した素材・道具、PS板を切り分けるための寸法、できあがったリムーバーを使って実際にキートップを引き抜くところまで、丁寧に写真入りで紹介されています。愛用のキーボードを痛めずに掃除したいと思う時には、自分で作ったキートップリムーバーを使えばなおのこと愛着が湧くかもしれません。写真を参考に、自作にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。