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スパコン「京」世界1位に 計算速度ランキング4部門すべてで圧勝



京速コンピュータ「京」がHPCチャレンジ賞 4部門すべてで第1位を獲得 | 理化学研究所
京速コンピュータ「京」がHPCチャレンジ賞 4部門すべてで第1位を獲得 : 富士通

HPCチャレンジベンチマークは、スパコンの総合的な性能を評価するプログラムです。特に重要な「Global HPL」(大規模な連立1次方程式の求解における演算速度)、「Global Random Access」(並列プロセス間でのランダムメモリアクセス性能)、「EP STRAM(Triad)per sytem 」(多重負荷時のメモリアクセス速度)、「Global FFT」(高速フーリエ変換の総合性能)の4部門に関しては、「HPC チャレンジ賞」として各部門の1位が表彰されます。

各部門の上位3位は以下の通りです。日本勢では、「京」が4部門すべてで1位となっているほか、海洋研究開発機構が保有している、NEC製「SX-9/E」をベースとしたスパコン「地球シミュレータ」も上位に入っています。

Global HPL システム名 設置機関
1位 理化学研究所 計算科学研究機構(日)
2位 Cray XT5 オークリッジ国立研究所(米)
3位 Cray XT5 テネシー大学(米)
Global RandomAccess システム名 設置機関
1位 理化学研究所 計算科学研究機構(日)
2位 IBM BG/P ローレンス・リバモア国立研究所(米)
3位 IBM BG/P アルゴンヌ国立研究所(米)
EP STREAM(Triad)
per systeml HPL
システム名 設置機関
1位 理化学研究所 計算科学研究機構(日)
2位 Cray XT5 オークリッジ国立研究所(米)
3位 IBM BG/P ローレンス・リバモア国立研究所(米)
Global FFT システム名 設置機関
1位 理化学研究所 計算科学研究機構(日)
2位 NEC SX-9 海洋研究開発機構(日)
3位 Cray XT5 オークリッジ国立研究所(米)

「京」は国家プロジェクトとして開発が進められ、幅広い用途で応用されるスパコンです。性能目標と定めた演算速度の「10ペタフロップス(PFLOPS)」が毎秒1京回であることから、「京」という名前がつけられています。浮動小数点演算性能を評価する、「LINPACK」のベンチマークテストによるTOP500リストにおいても、2011年の6月と11月に1位を2期連続で達成しています。
Home | TOP500 Supercomputer Sites

文: 古関崇義

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