日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット」は、1975年の第1回以来さまざまな会場で開催されてきました。会場の変遷を1分間で紹介している動画が、はてなブックマークで注目を集め始めています。
▽ コミックマーケットの会場の変遷
▽ 森川嘉一郎 on Twitter: "コミックマーケットの会場の変遷を、1分の短いムービーにしてみました。 http://t.co/ul2RmxYV"
動画はコミックマーケット準備会による資料集「コミックマーケット30’sファイル―1975‐2005」のデータをもとに制作されています。第1回の「日本消防会館会議室」から「大田区産業会館」「川崎市民プラザ」「東京流通センター」「幕張メッセ」「東京国際見本市会場」「東京ビッグサイト」と、年を追うごとに会場が大規模化し、それに併せてサークルスペースが増えていく様子が分かります。
コミックマーケットは、1975年から始まった日本最大の同人誌即売会です。2011年12月29日から31日までの期間に東京ビッグサイトで開催された「コミックマーケット81」は、参加サークルが約3万5千サークル、参加者数が約50万人でした。
各回の会場や参加者数などについては、コミックマーケット公式サイトの「コミックマーケット年表」で確認できます。
動画を制作した森川さんは、「第15回 文化庁メディア芸術祭」(開催期間:2月22日~3月4日)で3月3日(土)に行われたテーマシンポジウム「キャラクター文化の行方 インターネット/n次創作後の展開について」で、動画と同内容のスライドを使って論じました。
シンポジウムの模様の動画が、Ustreamにアップロードされています。コミックマーケットの会場の変遷についての話は11分頃からです。