「本日現在において本学は通常どおりの授業等を行っています。(2009年5月22日)」――5月21日に京都市内で新型インフルエンザの患者が確認されたことを受けて、市内の大学が相次いで授業を中止しています。そんな中、京都大学だけは独自に状況の分析を行い、通常通りに授業を行うことを決定したそうです。
asahi.com(朝日新聞社):京大は通常通り授業 新型インフル、独自分析の結果 - 社会
現在、京都府内の主要大学の公式サイトを調べてみると、立命館大学、京都造形芸術大学、京都女子大学など、多くの大学が休校の掲示を出しているのを目にすることが出来ます。報道によると、府の要請もあって、22日午前12時43分現在で京都府内の47大学・短大のうち43校が休校を決めているとのこと。そんな中で京都大学のみ、「感染症の専門家チームが独自に状況を分析し」、通常通りの授業の続行を判断したそうです。
この件について、本社でアルバイトをしている京大生にコメントを求めたところ、「そもそも授業に出る暇がない」「どうせ行きたいときは行くし、行きたくないときは行かない」「皆が騒ぎすぎている印象」などの、いかにも京大生らしいマイペースな意見が返ってきました。新型インフルエンザについては過熱気味の報道が続いていますが、京大生のようにもっと冷静な態度で接しても良いのかもしれません。