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『涼宮ハルヒの憂鬱』3年ぶりの新作エピソード、ネットでの反応は?



『涼宮ハルヒの憂鬱』とは何か

『涼宮ハルヒの憂鬱』は、角川スニーカー文庫(角川書店)で谷川流氏が書いた同名原作のアニメ化作品。2006年4月~7月に放送され、インターネットを中心に爆発的な人気を博しました。
涼宮ハルヒの憂鬱 (アニメ) - Wikipedia
涼宮ハルヒの憂鬱・京アニサイト
涼宮ハルヒが起こしたYouTubeの憂鬱、ネットマーケティングの大成功例。:[mi]みたいもん!
第一話でいきなり、原作の中で主人公たちが撮影していた映画を再現したことや、物語の時間軸をシャッフルした放映順などの仕掛けが、ネット上で話題を呼んでいたのが印象的です。当時はYouTubeにユーザーが投稿した動画が多くアップロードされており、そこでこのアニメを知ったという人も多いかもしれません。
さて、今回の作品が放送されるまでの経緯は、GIGAZINEの以下の記事に詳しく書かれています。
ついに「涼宮ハルヒの憂鬱」第2期放送開始、「笹の葉ラプソディ」スタート - GIGAZINE
ファンの人たちにとっては、長い間やきもきしながら待っていたところに来た、満を持しての新作という感じだったのでしょうか。

本放送開始前の盛り上がり

上のGIGAZINEの記事にもあるように、すでに本放送開始前から、今回の第8話が新作エピソードではないかという話は出回っており、一部では盛り上がりを見せていたようです。
【2ch】ニュー速VIPブログ(`・ω・´):涼宮ハルヒの憂鬱 2期(第8話)「笹の葉ラプソディ」がいよいよ今夜放送!? 放送直前で盛り上がるアニメ板
外国人オタクもハルヒの新エピソード情報に踊らされてる模様
中には、この放送を見るために、わざわざ遠征してしまったという人も。
今日もやられやく ハルヒ新作を最速で見るため本当に遠征しちゃったスレ住人

さまざまな分析

前回の放映時には、読書家の登場人物・長門有希が作中で読んでいる本のマニアックさが毎度話題になっていましたが、今回も同様のようです。
「笹の葉ラプソディ」で長門有希が読んでいた本は『愛に時間を』(ハインライン)と『スキップ』(北村薫) :Syu's quiz blog
以下の二つのエントリーは、演出と伏線についての考察。
笹の葉ラプソディの演出小話 - subculic
今日もやられやく 「笹の葉ラプソディ」は伏線の放出と回収回
今回の放映のマーケティング戦略について考察しているのが、以下のブログ。ちなみに、京都アニメーションのマーケ戦略はネット住人の心をくすぐるらしく、現在放映中のアニメ『けいおん!』についても言及している人が多いようです。
涼宮ハルヒ新作1話で見えた2期でも変わらないマーケティング戦略:[mi]みたいもん!
ハルヒにまつわる戦略について 思考錯誤
今後の放映作品は公式には発表されていませんが、放映予定が全28話であることを考えると、まだまだ新作は続くのかもしれません。これからが楽しみです。

文: 稲葉ほたて

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