高野山真言宗が後継者難のため婚活をサポートする事業を始めたというニュースが先日報道されましたが、それを受け、草食系男子ならぬ「僧職系男子」であるお坊さんが僧職の現状について書いたブログの記事が注目を浴びています。
僧職系男子だけど | 坊主めくり
2ちゃんねるのまとめ記事「僧職系男子が今モテるらしい」を読んだ住職が、「和装で、左うちわでベンツで買い物みたいな こういうイメージがあるなら ドロリッチ並に甘いと言わざるを得ません」と、一般的にお金持ちだと思われているイメージを否定。後継者問題や檀家との関わりを説明し、「僧侶の世襲などは、明治後期からたかだか三代・百年にも満たない習慣なのに」と、世襲の問題点とお寺に生まれた人が苦労していることについてまとめています。
気になる収入の面については、「経費を差し引いた法人収入から辛うじて一人食べていける給与」で、税務署員に『大変ですね』と言われたエピソードなどを紹介し、「寺院への婚活というのは余程でない限りオススメいたしません」と断言しています。僧職系男子が草食系男子のようにブームになるには、なかなか厳しい状況なのかもしれません。