仕事でも趣味でも、あらゆる場面で尽きないのが「アイデアがわかない」という悩み。次々にヒット作を生み出し、世界で活躍するクリエイターの人たちは一体どんなところからアイデアを出しているのか気になりますよね。今回は、日本を代表するクリエイターの発想法を知ることができるエントリーを集めてみました。
任天堂(岩田聡さん・宮本茂さん)
まずは幅広い年代に親しまれる作品を生み出し続けている、任天堂の岩田聡さんと宮本茂さんです。
- HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN - 1101.com
- 会社情報:社長が訊く リンク集
- Engadget & Joystiq 宮本茂ロングインタビュー
- 2.宮本 茂ロングインタビュー マリオの生みの親からのメッセージ
- ニンドリドットコム〜宮本茂さんインタビュー〜
- 任天堂の宮本茂氏が語る、ゲームの新たな発想(1) | WIRED VISION
- フレームワーク脳を打ち破る宮本茂の言葉 - teruyastarはかく語りき
- メルマガ<発想と情報の交差点>の記事一覧 | みさ吉オフィシャルブログ misaki2.net
ゲームを作っている時に宮本さんから出た「アイデアというのは複数の問題を一気に解決するものである」という言葉について、その考えはゲーム以外のいろんなものにも通じると語る岩田さん。ゲームを作る上で「人はなにを面白いと感じるのか」を常に考える宮本さんとのやりとりの中で、気づいたことがたくさんあるそうです。
宮崎駿さん
続いては世界中のクリエイターに影響を与え続けている、アニメーション監督の宮崎駿さんです。
- 第45回 スペシャル(2007年3月27日放送) | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀
- スペシャル (2008年8月5日放送) | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀
- スタッフノート | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀
- 宮崎駿特集 NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」特別企画 - 特集 - ビジネスEX
- 宮崎駿が語った 「不遇時代乗り切り方」 : J-CASTテレビウォッチ
- 宮崎駿と養老孟司が特別対談 “体験することで学んで欲しい”――京都国際マンガミュージアム - はてなブックマークニュース
- プロのアイデア発想法 (吉村外喜雄のなんだかんだ)
「半径3メートルで仕事をする」という宮崎さんが作り出す作品は、全て自身の日々の体験から生まれたものだそう。先日京都で行われた養老孟司さんとの対談の中でも、「自分で実際にやってみて学ぶ」ことの大切さを語った宮崎さん。自身にとってまさに日常と映画は表裏一体なんですね。
押井守さん
同じく日本を代表するアニメーション監督の押井守さんです。
- Business Media 誠:押井守、深澤直人はノートに何を書いているのか――MoMA Design Storeで「MOLESKINE」作品展
- 経済全体が映画のようにバーチャル化しつつある−−押井守 アニメーション・実写映画監督(1) | インタビュー | 投資・経済・ビジネスの東洋経済オンライン
- すべてをさらけ出した「イノセンス」 押井守監督に聞く : 100人のジブリ : ジブリをいっぱい : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
- 押井守監督に聞く 新作アニメ「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」 : 話題 : 映画 : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
- Animation Meister - Vol.4 押井 守 インタビュー | 文化庁メディア芸術プラザ
「多くのスタッフの感性が加算されるからこそ、映画は面白くなるんです。」と語る押井さん、作品を作る上では一人で考えるのではなく、他のスタッフのアイデアも生かしながら、少しずつ自分の作品にしていくそう。また先日東京で行われた展覧会では、じゃばら式のノートに新しい演出のアイデアをつづった押井さんのノートも公開されていました。
佐藤可士和さん
続いてはホンダやキリンをはじめ、数々の広告を手がけるアートディレクターの佐藤可士和さんです。
仕事でも日常の生活の中でも「常にどうしたら面白くやれるか」を考える、面白いからこそ一生懸命になれるという佐藤さん。「コンビニでペットボトルを買う2、3秒の間にも、なぜこれを手に取ったのか考える。それが仕事につながっていく。毎日がアイデアの源です」と語っています。
深澤直人さん
こちらはauのINFOBARなど、国内外の大手メーカーのプロダクトデザインを手がける深澤直人さんです。
「人間の行動はすべて環境によって左右されている。自分で動いているなどと思ったら大間違い。」という深澤さんは、「地下鉄が地下に入った瞬間、窓に映る自分を意識してしまう」といった、みんなの行動を変える「ほんの少しの変化」に気づくことの大切さを語っています。
箭内道彦さん
最後はタワーレコードの「NO MUSIC,NO LIFE」でもおなじみの箭内道彦さんです。
- 箭内道彦さんの「私の10のルール」 - ProjectDD Blog
- 箭内道彦に学ぶ 負けない“合気道”企画術 - 日経ビジネス Associe(アソシエ)
- クリエーティブ・ディレクター 箭内道彦(やない・みちひこ)さん(1/3) - フロントランナーセレクション - ひと - [どらく]
- CMクリエイター箭内道彦:[週サラ]
- 箭内道彦 - Getyou(ゲッチュー)王国 - プラネットスタッフブログ -
自身の仕事に対する考えを綴った「クリエイティブ合気道」も話題になっている箭内さん。相手の力を自分の力に変えてしまう、まるで合気道のような仕事術や、「アイデアは書き留めない」といった独自のルールにはハっとさせられるものがありますね。
テクニックではどうにもならないのが「アイデア」。クリエイターのみなさんは、日常の出来事や周りの人との会話など何気ないところからヒントを得ていたり、「自ら楽しむこと」を大事にしているのが印象的ですね。
またはてなブックマークニュースでは、以前にも発想法についての記事を掲載していますので、あわせて参考にしてみて下さい。
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