海の上や山の頂上で、街中で、あらゆる場所でアイロン台を広げてアイロンがけをするスポーツ「エクストリーム・アイロニング」をご存知ですか?以前にも何度かテレビで紹介されているこのスポーツが、再びはてなブックマークで話題になっています。
Wikipediaの「エクストリーム・アイロン掛け」の項目によれば、このスポーツは90年代後半のイギリスでフィル・ショウという人物が自宅の裏庭で行ったのが始まりだそう。以来彼はこのスポーツを世界中に広めようと遠征に出かけ、2002年にはドイツで10ヶ国全8チームが参加して初の世界大会も開かれました。
「エクストリームスポーツを行う刺激と、アイロンをすっきりと掛けたときに得られる満足感を組み合わせたもの」と言われているこのスポーツ。早速、どんなふうに行われているのか見てみましょう。Youtubeなどの動画サイトでも、このエクストリーム・アイロニングの様子が多数アップされています。
海の上でもアイロンがけです。アイロン台も自分も倒れないように、バランス感覚が要求されそうです。
命綱を頼りに、なんと崖に登りながらのアイロンがけ!命がけですね。
街角でもアイロンがけ。他に比べると、なんだか普通に見えてくるのは気のせいでしょうか。
車につかまりながらのアイロンがけ。これもかなりスリルがありそうです。
また、こちらはゲームメーカーの「セガ」のスタッフが挑戦している様子です。セガから先月発売されたWii用ソフト「珍スポーツ」では、エクストリーム・アイロニングをゲームでも楽しむことができます。
珍スポーツ 番外篇「富士山の頂上で珍スポーツをやってみた」‐ニコニコ動画(9)
そして、日本にもこのスポーツを広めるべく活動する「エクストリームアイロニングジャパン EIJ」という活動団体があります。活動内容は写真でも見ることができ、日本拳法とアイロンがけを組み合わせるという日本ならではの企画も。精神面や肉体面も鍛えることができるというエクストリーム・アイロニング。団体では「なぜこんな事をするのか?」という質問を浴びるそうですが、その答えは「そこにしわがあるから」だそうです。
エクストリームアイロニングジャパン EIJ
オリンピックの競技にしようという動きもあるこの「エクストリーム・アイロニング」。一体どこからこんな発想が生まれたのか気になりますね。
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