冬の寒さが和らぐころに本格化するのが、スギやヒノキといった花粉の飛散。日本人の花粉症人口は2,000万人されており、国民病とも呼ばれるほど。毎年、くしゃみや鼻づまりに悩まされている人も多いのではないでしょうか?昨年症状がなかった人も、突然の発症・再発の可能性も高いため、油断は禁物です。
そこで、今回は花粉の基礎知識や予防に役立つサイトなどをまとめてみました。
■今年は少なめ?まずは飛散傾向をチェック
▽2010年春の花粉飛散予測は?(2010年1月19日) - 日直予報士 - 日本気象協会 tenki.jp
▽来春の花粉飛散量は昨年の半分以下のエリアが多く、時期は早め /2009.12.8
日本気象予報協会が発表した飛散量予測によると、今年はどの花粉も「例年と比べて少ない傾向」になるそう。また、民間気象情報会社ウェザーニュースでは、過去5年の間で最も飛散が少ない年とも発表しており、どうやら例年に比べて過ごしやすくなるのは間違いないようです。これは、2009年の梅雨明けが遅れ、その結果日照時間が少なかったことや昨年春の飛散量が多かったことなどが関係しているそうです。ただし、シラカバの飛散量は昨年より多いとされており、北海道を中心とする地域では注意が必要とのこと。
気になる飛散のシーズンインですが、九州地方では2月初旬~、近畿、関東地方では2月中旬ごろからと予測されています。
■覚えておきたい基礎知識と対策
▽花粉症*ナビ
そこで活用したいのが製薬会社「協和発酵キリン株式会社」が運営するこちらのサイト。花粉のメカニズムや効果的な対策、花粉症タイプの診断などが紹介されており、充実したコンテンツが魅力です。
特に注目したいのが対策と症状に関するページ。症状の軽減や主な治療薬など、花粉症デビューしたばかりの人もわかりやすい内容でまとめられています。ここでは、早めの花粉対策が重要なことに加え、まずは体内に花粉を入れないことの大切さが述べられています。紹介されている効果的なセルフケアは下記の8つ。
- 花粉情報のチェック
- 飛散の多い時間帯は外出を控える
- 出かける際は帽子、マスク、メガネなどを着用
- 家に入る時は玄関で花粉を払う
- ドア・窓はできるだけ閉める
- 外出後の手洗いうがい
- 外に干した洗濯物や布団は花粉を落とす
- こまめに掃除する
どれも簡単ですぐに実践できそうなことばかりですね。
▽花粉症や鼻炎の人にオススメ!簡単ルームスプレーの作り方 | nanapi[ナナピ]
こちらではエッセンシャルオイルを使ったルームスプレーの作り方が紹介されています。寝る前に吹いておくと、就寝中の症状が軽くなるとのことです。
■花粉撃退に一役買うオススメのサイト
▽花粉症を本気で治したい人が知っておいた方がイイ13のコト | 口コミ発信!モノ人
専門家ではないものの、花粉症で悩んでいた運営者がまとめたブログ記事。体質改善や自身も体験したというレーザー治療について記されています。
▽クチコミ花粉情報 - 日本気象協会 tenki.jp
日本気象予報協会の公式ホームページでは、花粉情報を交換する口コミ欄も。「対策・防止策」「状況・症状」で分類されており、花粉に悩むユーザーと情報を共有することができます。
もちろん、症状の度合により効果に個人差はありますが、どれも一度はチェックしたいですね。筆者も長年花粉症に悩んでいるため、上記のサイトを参考に今年こそ万全の対策で臨みたいと思います!
また、昨年のはてなブックマークニュースでも花粉対策を取り上げています。よければこちらもご参考ください。
▽花粉症の季節到来?ネットでおすすめの対策まとめ - はてなブックマークニュース
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