初のTVレギュラー番組！坂本龍一が案内する“音楽を知る入口”

伝説的テクノポップバンド・YMOの一員として、また世界的音楽家として知られている教授こと坂本龍一氏。この度、氏が10年計画で進めている音楽全集「commmons:schola（コモンズ・スコラ）」のTVバージョンがNHK教育で放送されることになりました。初回放送日は4月3日（土）23:45～、ゲスト講師を迎え、「バッハはなぜ“音楽の父なのか”？」というテーマを取り上げます。

▽schola　坂本龍一　音楽の学校

▽commmons：schola（コモンズスコラ）-坂本龍一監修による音楽の百科事典-｜　commmonsmart (コモンズマート)

坂本龍一氏の完全監修で発売されている、ユニークな選者と選曲が特徴の「CD」と、豪華執筆陣による「本」とを組み合わせた斬新な音楽全集「commmons:schola（コモンズ・スコラ）」。このTVバージョンとなるのが、今回の「schola 坂本龍一音楽の学校」です。ターゲットは音楽を志す中学生～高校生。「音楽の学校」というコンセプトのもと、一つの音楽のテーマを4週に渡って取り上げ、ワークショップ、有識者による対談、資料映像、坂本龍一氏によるスペシャルライブなど、さまざまな切り口で掘り下げます。このTV化に関して氏は「音楽を知る入口として、中学生や高校生に見てもらいたいです。」と、公式サイトでその意気込みを語っています。

第1シーズンとなる今回は、4月に「バッハ」、5月に「ジャズ」、6月に「ドラムとベース」をピックアップ。中でも、6月の「ドラムとベース」では、ゲストとしてYMOメンバーの高橋幸宏氏、細野晴臣氏が出演予定とのこと。これは、3人揃っての演奏を期待したいところですね。
意外なことに、氏がTVのレギュラー番組を持つのはこれが初めて。世界的な知名度を誇る坂本龍一氏が説く「学問としての音楽」は、一見の価値ありですね。