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着終わった後のケア、あなたは大丈夫?家庭でできる「浴衣の洗い方」


■脱いだ後の浴衣はどうする?

洋服よりもかなり着込む必要がある浴衣。家に帰る頃にはかなり汗をかいているので、まずは脱いだ直後のケアが重要です。


浴衣の洗濯からしまい方まで…お手入れの正しいやり方徹底解説! [暮らしの歳時記] All About

脱いだ直後の浴衣と帯は、どちらもハンガーにかけて風通しの良い場所に干します。今シーズンまだ着る予定がある場合、目立つシミや汚れがなければそのままでかまいませんが、気になる場合は早めにシミ抜きや洗濯をして対処します。目立つシワにはアイロンをかけて下さい。そして来シーズンまで着る予定がない場合は、自分で洗濯するかクリーニングに出すか決めましょう。大概のものは家庭でも洗濯できますが、高級なものや不安な場合はクリーニングに出すのが安心です。

■自宅でできる「浴衣の洗い方」

「和服は家では洗えないのでは?」と思いがちですが、ほとんどの浴衣は家でも洗うことができます。ただし色落ちの可能性があるので、必ず“単独”で洗うようにしましょう。

<基本は“手押し洗い”>

ゆかたの帯結び お手入れ

浴衣の洗い方の基本は、桶などを使った手押し洗いです。まずは折りたたんだ浴衣をたっぷりの水を張った桶の中で30分ほど浸し、汚れが染み出すのを待ちます。その後は手を使って押し洗いし、汚れたら水を取り替えます。この作業を2〜3回繰り返して汚れが出なくなれば、洗濯は完了。上記のエントリーでは洗濯後の上手な仕上げ方についても解説されているので、参考にしてみて下さい。

<“洗濯機”で洗う場合は?>

lifeOn by LION

またプリント染めや混紡の浴衣については、洗濯機でも洗うことができます。洗濯機に入れる前には、衿にしつけをかけ、目立つ汚れの前処理をしておきましょう。たたんでから洗濯ネットに入れ、絵表示に従って手洗いコースか弱水流コースで優しく洗います。洗剤は、おしゃれ着用のものがオススメです。シワを防ぐため脱水後はすぐに干すようにし、最後はアイロンで仕上げます。湿気がなくなったら、たたんでから畳紙に包んで収納します。浴衣のたたみ方については、下記のエントリーでも解説されている「本畳み」にしておきましょう。

http://allabout.co.jp/family/seasonalevent/closeup/CU20060808B/index.htm

<“帯”の手入れは?>

lifeOn by LION

そして、浴衣とあわせて知っておきたいのが帯の手入れ方法。ポリエステル素材のものなら、家庭でもある程度手入れすることができます。外した後は乾いたタオルで軽く叩いて汚れを落とし、目立つ汚れやシミがある場合はクリーニングに出しましょう。着ている間にできたシワにはアイロンをかけ、湿気を充分とってからしまいます。しまう際は、適当な大きさにたたむか、くるくると丸めておきます。


浴衣についた汚れやシミは、洋服以上に早めのケアが肝心。浴衣でイベントを楽しんだ後は、来シーズンのためにきちんと手入れしておきたいですね。


Title Photo by d'n'c

文: 飯塚朋子

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