• X
  • Facebook
  • RSS

ゲーム、映画、テクノロジー――日本のコンテンツを発信するイベント「CoFesta」


■日本のコンテンツが集結するイベント「CoFesta」とは?


CoFesta

CoFestaは、日本の最新のコンテンツに触れられる、世界最大規模のコンテンツフェスティバル。ゲームや映画などのコンテンツ産業と、ファッションやデザインといった、コンテンツ産業と親和性の高い分野が連携して開催しています。2007年に第1回が開催され、今年2010年で第4回目を迎えました。CoFestaの大きな目的は、日本発のコンテンツが連携することによって新たな可能性を創造し、それを国内外にアピールをしていくというもの。年々入場者数も増加し、昨年2009年には、約1ヶ月の期間中に約110万人が訪れたそうです。今年の開催期間は、9月16日(木)~12月12日(日)。17のオフィシャルイベント、9のパートナーイベントが開催されます。

■CoFestaにはこんなイベントが集結!

<東京ゲームショウ>


http://tgs.cesa.or.jp/index.html

開催期間:9月16日(木)~9月19日(日)

今年で20回目の開催となる「東京ゲームショウ」。CoFestaは、この「東京ゲームショウ」の開催からスタートします。2010年は「GAMEは、新章へ」というコンセプトのもと、千葉の幕張メッセで4日間に渡って開催。最新ゲームの試遊や、ゲーム業界の著名人による基調講演など、ここでしか味わえないイベントが盛りだくさんです。20回目の節目を迎えるにあたり、今後は「アジアNo.1 の情報網羅性」や「世界最大規模のイベント」といったビジョンを掲げ、さらなる進化を目指していくとのこと。今年の予想来場者数は18万人だそうです。

<KYOTO CMEX>

京都のコンテンツ産業を紹介する「KYOTO CMEX 2009」が開催~任天堂や押井監督も参加 - はてなニュース
http://www.kyo.or.jp/kyoto/ac/event_091596.html

開催期間:9月25日(土)~12月12日(日)

2009年に引き続き開催される「KYOTO CMEX」。昨年はCoFesta初の地方オフィシャルイベントとして、「京都発・未来のクロスメディアを拓く」をテーマとしたカンファレンスや、任天堂による「Nintendoゲームイベント」などが開催されました。9日間の開催期間中に約8万人が来場したそうです。今年のイベント概要はまだ明らかにされていませんが、9月30日に「コンテンツビジネスセミナー」と題した講座が開催されるとのこと。第1回セミナーでは、「けいおん!」や「涼宮ハルヒの憂鬱」といったヒット作を手がけた、アニメ制作会社「京都アニメーション」の八田英明社長による講演が行われます。

<CEATEC JAPAN>


http://www.ceatec.com/2010/ja/index.html

開催期間:10月5日(火)~10月9日(土)

世界最先端の技術や製品、サービスが発表されることから、世界中の業界関係者も関心を寄せている「CEATEC」。最新技術が搭載された家電やロボットに直接触れられるのも大きな特徴です。2010年は、テーマ「Digital Harmony-もっと快適に、もっとエコに」をもとに、デジタル技術やコンテンツの調和が奏でる、次の地球や暮らしの活力と可能性を発信していくとのこと。入場には登録が必要で、Webで事前登録をしておくと入場料が無料になります。また今年から、最終日は誰でも気軽に入場できる無料公開日になりました。

<東京国際映画祭>


東京国際映画祭

開催期間:10月23日(土)~10月31日(日)

東京の六本木ヒルズで開催される「東京国際映画祭」は、長編作品のみを対象としたアジア最大の国際映画祭です。日本未公開の話題作を集めた「WORLD CINEMA」や、世界中から応募が寄せられた作品から厳選して上映される「コンペティション」など、ここでしか見ることのできない作品も。上映される数は、9日間で150本以上にものぼるそうです。

■海外展開を視野に、フランス・中国・ブラジルにも進出

<2009年はフランスのJapan Expoへ>


Bienvenue - Japan Expo Paris
CoFesta
フランスで巻き起こるクール・ジャパン旋風 Japan Expoが開催中! - はてなニュース

CoFestaは2009年、フランスのパリで行われる日本文化の博覧会「Japan Expo」にブースを初出展し、海外展開へ向けた第一歩を踏み出しました。Japan Expoとは、日本のポップカルチャーから伝統文化まで、日本文化をすべて体験できるという欧米最大の日本文化イベント。昨年は4日間で約16万人が来場しました。日本政府からも外務省、経済産業省、観光庁が三者連携で参加しており、コンテンツ業界の発展に国全体で力を入れていることが分かります。

<更なる進化を目指し、上海万博、ブラジルへ出展>

CoFesta
CoFesta

また今年からは、Japan Expoのほか、中国の上海国際博覧会(上海万博)やブラジルのサンパウロにもCoFestaブースを出展。ブラジルではコスプレショーやカラオケカーニバルなどが開催され、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の主題歌を担当した歌手の高橋洋子さんも現地に駆けつけるなど、豪華なイベントとなったようです。


幅広い日本のコンテンツが楽しめるCoFestaは、一般の人でも楽しむことができる日本文化イベントです。この機会に、世界も注目する日本の最新コンテンツに触れてみてはいかがでしょうか?

文: あおきめぐみ

関連エントリー