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人気写真家の梅佳代さんに「ウメップ シャッターチャンス祭り in うめかよFIVE」で、話を聞いてみた


■手作り感あふれる会場内に、約1700点の作品を展示

梅佳代写真展「ウメップ:シャッターチャンス祭り in うめかよFIVE」|HEP HALL|大阪・梅田のイベントホール

大阪・梅田のランドマーク、「HEP FIVE」の8階にあるイベントスペース「HEP HALL」で行われている、「ウメップ シャッターチャンス祭り in うめかよ FIVE」。8月7日(土)~22日(日)に、東京・表参道ヒルズで開催された「ウメップ シャッターチャンス祭りinうめかよひるず」の大阪バージョンです。


<7階から8階に昇る階段には、こんなイラストも>

HEP HALLでは2007年にも、『男子』の発行を記念した写真展を開催しており、6月27日~7月10日の会期中、約6800人を動員したそう。3年ぶりとなる今回の写真展は、いったいどんな内容なのでしょうか。さっそく会場内の様子を紹介します。


 
今回展示されているのは、『ウメップ』の掲載作品をはじめ、未発表作品やスナップ写真、等身大パネルなど、約1700点。会場内には、梅佳代さんの知人が歌うカラオケがBGMとして流れており、独特の世界観が漂っています。

梅佳代さんが来場するたびに増えていく手描きのイラスト。

会場のあちこちにあるので、こちらもお見逃しなく。

舞台上には、梅佳代さんが5月から撮影したという、日常のスナップ写真が並びます。

時系列に沿って展示された写真は、表参道ヒルズで行われた写真展より、さらに点数が増えています。

写真だけでなく、梅佳代さんが撮影した映像を見られるスペース「kayochan TV」もあります。

『じいちゃんさま』にも登場する梅佳代さんのおじいさまや、友人の結婚式披露宴の様子など、見ているだけで心が温かくなる映像が流れています。

筆者が訪れた10月3日(日)には梅佳代さんも会場におり、来場者の写真を撮ったり、一緒に記念撮影したりと、親睦を深めていました。

■梅佳代さんに聞く、写真への思いと今回の見所

会場内にいた梅佳代さんに、写真とカメラに対する思いや今回の展示のポイントを聞いてみました。

――『ウメップ』は、どういうテーマで制作されたのですか?

梅佳代(以下:梅) 『ウメップ』は“梅佳代”の“スナップ”がテーマだったんですが、結局、最後まで「こんな感じにしたい」というのが思いつきませんでした。ひとつ言うとすれば、“自慢したい写真の集合体”ですね。

――たしかに、どの写真も素敵でした!梅佳代さんの写真を見ると、いつも絶妙なタイミングだなあと思うのですが、やっぱりカメラは毎日持ち歩いているんですか?

 そうですね。気になるものがあったら、サッと写真を撮ります。私、自分でも嫌なくらい、何にでも“気になるクセ”があって。

――なるほど。そもそも、梅佳代さんが写真に夢中になったきっかけは何ですか?

 私が高校生の時、使い捨てカメラのブームがあったんです。それでパシャパシャと撮っていて。それが最初かな。そのあと、高校三年生の時、父親にIXYのAPSカメラを買ってもっらったんです。一眼レフに触れたのは、専門学校に入学してからですね。

――現在使っているカメラを教えて下さい

 キヤノンの「EOS 5」です。専門学校時代から、ずーっと同じモデルのカメラを使っています。今持っているのは3台目ですね。壊れたら中古で探しています。

――では、もうずっとフィルムカメラを使っているんですか?

 「フィルムカメラしか使わん!」って言ってる頑固な人とか、デジカメを使えない人みたいで嫌なんですけどね。デジタルカメラは種類がいっぱいあって、よくわからないんです。

――では、最後に今回の写真展の見所を教えてください

 えーっと、等身大パネルがたくさんあったり、TVスペースがあったりして、きっと楽しいと思います。あと、直筆メッセージやイラストもたくさんありますよ。今日も、会場のどこかに新しい絵を描くつもりなので、見てみてください。

ウメップ

ウメップ

  • 作者:梅 佳代
  • 出版社/メーカー: リトル・モア
  • 発売日: 2010/07/23
  • メディア: ハードカバー

【イベント概要】
「ウメップ シャッターチャンス祭り in うめかよFIVE」
開催期間:2010年10月2日(土)~10月15日(金)
時間:11:00~20:00(最終日は、19:00まで)
場所:HEP HALL(大阪・梅田 HEP FIVE 8F)
アクセス:大阪・阪急梅田駅より徒歩2分
入場料:一般300円(HEPカード提示で100円引き)、学生200円(要学生証)、小学生以下無料 
問合せ:HEP HALL(TEL: 06-6366-3636 http://www.hephall.com

文: タニグチナオミ

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