切り干し大根や干しいもなど、「干し野菜」には生野菜にはないうまみや香り、栄養が凝縮されています。普段のおかずにはもちろん、おやつにつまむのにもぴったり。特別な道具なしでできる作り方をご紹介します。
■ベランダや出窓で作れる干し野菜
日の当たる場所が少しでもあれば、特別な道具がなくても簡単にできるのが干し野菜の魅力です。
<干し方のコツは?>
▽ http://eco.mag2.com/mottai/019.html
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▽ 食農教育 2005年4月増刊号 半干し野菜で、苦手なナスやニンジンももりもり食べられる!
▽ 新しい「農」のかたち
干す場所は、ベランダや出窓、庭のすみなど日の当たる場所ならどこでもOK。干す際は次のポイントに気をつけてみて下さい。初めてチャレンジするなら、下ごしらえが簡単なきのこでやってみるのがオススメです。
- カラッとよく晴れた日に干す。日中10時~15時がベストタイム。
- 野菜は洗って、水気を切り、必要があればカットしておく。
- 通気性の良いざるや新聞紙などの上に間隔を空けて野菜を広げる。
<オーブンでも干し野菜>
▽ http://bituikyu-juku.main.jp/hoshi.html
もっと手軽に作りたいなら、オーブンを使う方法もあります。作り方は、カットした野菜をオーブンで15分程度加熱するだけ。水分が多い野菜の場合は、網の上に置いてから加熱すると失敗を防ぐことができます。
■さつまいも、にんじん、トマト…野菜別の干し方
レタスやもやしなどの傷みやすい野菜以外は、基本的に何でも干し野菜にすることができます。
<おやつに“干しいも”>
▽ 自家製干し芋・干し野菜・果物・きのこ… by mayumi3 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが320万品
冬のおやつとしてもおなじみの干しいも。手作りする場合は、加熱したさつまいもを適当な大きさにカットして干します。加熱する際は、白い部分が残らないよう全体に透明感が出るまでじっくり火を通すのがポイント。このひと手間で出来上がりの食感が均一になります。干し具合は好みですが、最低3日ほど干すと甘みが増してきます。
<いろんな野菜を干してみよう>
▽ 干すひと:干しやさい作る編 | 干し野菜で料理 干すひとblog
▽ http://career.cobs.jp/level1/yoko/2009/06/post_294.html
上記のエントリーでは、ナス、にんじん、きゅうり、かぼちゃ、ピーマンなど様々な野菜を干し野菜にしています。ナスやにんじんは乾きやすいので2日ほど干せばカラカラになりますが、トマトなど水分の多い野菜は3日以上かかることも。天気予報をチェックして計画的に干しましょう。
■干し野菜を使ったレシピ
そのままかじっても美味しい干し野菜ですが、焼いたり煮たり炒めたり、様々な調理法で楽しむことができます。
▽ No.867 干し野菜生活 2010 : shina_poohな日々@San Francisco。
焼いて水分をさらに飛ばすことでよりうまみが凝縮される“干しズッキーニ焼き”、白菜がたっぷりとスープを吸い込む“干し白菜と鶏手羽の蒸し煮”、りんごやトマトの甘さが引き立つ“干し野菜のドライカレー”など、干し野菜ならではの良さを生かしたレシピを多数紹介しているこちらのエントリー。水分が抜けているぶん味がしみやすいので、薄めの味付けで充分です。
食べ切れない量の野菜が手元にある時も、干し野菜にすれば長期間保存することができます。カラッと晴れた日に早速作ってみて下さい。