夏が近づくにつれ、蚊やゴキブリ、コバエといった害虫の活動が活発になります。発生させない工夫、刺された場合の対処方法など、今のうちに知っておきたい“夏の害虫対策”をまとめました。
■ 「蚊」に刺されやすい人と刺されにくい人の違いは?
同じ家に住んでいても、「自分はよく刺されるのに家族はあまり刺されない」ということがありますよね。
▽ 蚊に刺されやすい人の特徴は?できるだけ安全に「虫除け」する方法 - はてなニュース
蚊は「炭酸ガス」「体温」「におい」を頼りに血を吸う相手を探すため、新陳代謝が活発な人ほど蚊に刺されやすい傾向があるそう。汗をかいたあと、お酒を飲んだあとは特に刺されやすくなるので注意が必要です。上記の記事では天然素材の蚊取り線香や手作りのスプレーなど、殺虫成分をできるだけ使わない虫除けのアイデアを紹介しています。
刺された場合の“かゆみ止め”については、下記の記事をどうぞ。患部を石けんで洗い流したり冷やしたりすることで、かゆみを和らげる効果が期待できます。
■ 「ゴキブリ」が出ないようにしたい!
続いては、目にしただけでも嫌な気分になる“黒いアレ”の対処法です。
▽ まずは出ない工夫をしよう!今からやっておきたい「ゴキブリ」対策 - はてなニュース
暗くて狭い場所、温度や湿度が高い場所を好む彼らにとって、家の台所や風呂場は絶好のすみか。家の中で繁殖させないためには、「水がたまる場所を作らない」「生ゴミを放置しない」「隙間家具でキチキチに空間をふさがない」といった工夫が必要です。除湿器を使って、部屋の湿気を取り除くのも効果的です。仲間の死骸は餌になってしまう場合があるので、退治したあとの処理をきちんと行いましょう。
ライオンが運営する「ゴキブリ天気予報~ゴキてん~」は、全国の気象予報やユーザーから寄せられた目撃情報をもとに、自分が住んでいる地域の“ゴキブリ指数”を教えてくれるサイトです。“ゴキブリ指数”は、ゴキブリの活動が活発化するレベルを数値で示すもの。数値が上がり切る前に、前もって対策を考えておきたいですね。
▽ http://gokiten.varsan.jp/
▽ “ゴキブリ指数”で活動情報を提供 ライオンの「ゴキブリ天気予報」サイト - はてなニュース
■ ペットボトルで「コバエ」取り器を自作
小さくて捕まえるのが難しいコバエ対策には、専用の捕獲器が便利です。
▽ ペットボトルで簡単にできる仕掛けも!今すぐできる「コバエ」対策 - はてなニュース
発生を防ぐために、台所に生ゴミを放置しないようにします。どうしても置いておく必要がある場合は、できるだけ涼しい場所を選んでください。市販のコバエ対策グッズには、中におびき寄せるタイプ、飛んでいるコバエをくっつけて捕まえるタイプなどがあります。上記の記事では、果物の汁やビールなどのエサとペットボトルを使って、コバエ取り器を自作する方法を紹介しています。
■ 油断は禁物、「スズメバチ」
夏から秋にかけて、特に注意が必要なのがスズメバチです。
▽ 刺されない工夫や応急処置も 覚えておきたい「スズメバチ対策」 - はてなニュース
スズメバチに遭遇しやすい山の中などに出かける際は、“彼らを刺激するもの”を極力身に付けないようにします。黒い色の服装や持ち物、ジュースや香水の匂いなどは要注意です。万が一遭遇してしまっても、慌てたり騒いだりせず、落ち着いて行動してください。家にスズメバチの巣ができた場合は、自治体や専門の業者に相談してみましょう。
出てきてから退治するよりも、まずは“出ない工夫”を。早めの対策がオススメです。
Title Photo by *yasuhiro