北海道長万部町の白井捷一町長は11月2日(水)、8月から休止していた同町の公式キャラクター「まんべくん」の活動を、11月16日(水)から再開すると発表しました。“炎上騒動”で活動休止のきっかけとなったTwitterの利用については、「現段階では実施を見合わせする」としています。
▽ 長万部町役場
まんべくんは独特の見た目やTwitterでの“毒舌”が話題を呼び、Twitterを中心に人気を集めていました。しかし、終戦記念日前日の8月14日にTwitterに投稿した“侵略戦争”発言などが問題となり、Twitterをはじめとする活動を一時休止。同町はサイトに謝罪文を掲載するとともに、まんべくんのTwitterアカウントを運営していた株式会社エムに対して、まんべくんの使用許諾を取り消したと発表していました。
▽ まんべくん、Twitter中止へ “侵略戦争”発言で使用許諾を取り消し - はてなニュース
まんべくんの活動再開にあたり、同町はまんべくんの商標および着ぐるみの使用について「申請のある町内の事業者や団体への許可を開始する」としています。町外の人による利用やTwitterでの活動については、現段階では見合わせるとのことです。白井町長は「長万部町の商工・観光の振興及び町民とのふれあいというキャラクター本来の姿を粛々と実践して参りますので、ご理解とご協力をいただきますようお願いいたします」とコメントしています。
まんべくんのTwitterアカウントは、11月4日(金)現在、削除されていません。“炎上”騒ぎの最中だった8月16日時点で、フォロワー数は9万人を超えていました。8月17日以降の投稿はないものの、いまだに約8万人のフォロワーを獲得しています。