毎日掛けっぱなしにすることの多いメガネには、手垢やホコリなどの汚れが知らないうちに溜まりがちです。デリケートなレンズ部分を傷つけず、メガネを長く使うための“正しいお手入れ方法”を紹介します。
■ メガネの取り扱いの基本
まずはメガネを扱う際に気をつけたいポイントから見ていきましょう。
▽ メガネレンズ、遠近両用メガネのHOYA ビジョンケアカンパニーに
メガネを掛けるときは、テンプル(つる)をきちんと開いて、両手でゆっくり掛けましょう。片手でメガネを持つと、破損や変形、ゆるみなどの原因になります。
メガネのレンズコートは非常に薄い膜のため、使い方によっては傷やヒビ割れを引き起こします。メガネを置くときはレンズの凸面を上向きにする、水で濡れたときはすぐに拭くなど、取り扱いには注意しましょう。
■ パーツごとの正しいお手入れ方法
熱や衝撃に弱くデリケートなメガネ、汚れが気になったらどうやってお手入れすればいいのでしょうか。
<レンズの洗い方>
▽ 眼鏡の汚れを手軽に正しく取る方法 | nanapi [ナナピ]
▽ 意外と知らない、メガネの正しい洗い方・拭き方 | nanapi [ナナピ]
▽ 眼鏡、きちんと洗っていますか (2007年9月14日) - エキサイトニュース
メガネのレンズ部分の洗い方は次の通りです。
- 1. 水で表面のホコリなどを洗い流す
- 2. 水で薄めた洗剤を全体に吹きかけ、やさしくこする
- 3. 洗剤が残らないよう十分すすぐ
- 4. ティッシュで水気を拭きとる
から拭きはレンズを傷つける場合があるので、やさしく丁寧に水洗いしましょう。洗剤は一般的な中性洗剤でかまいませんが、研磨剤入りのものはレンズを傷つけてしまうので避けます。メガネ専用の洗剤も販売されています。
<レンズ以外のパーツもお手入れしよう>
上記エントリーでは、テンプルや鼻あての洗い方を写真付きで解説しています。レンズだけでなく、これらのパーツも汚れがたまりやすい箇所です。レンズを洗う際に一緒にお手入れしておきましょう。
テンプルが曲がりにくい場合は、汗などの汚れが原因かもしれません。中性洗剤を使って洗いながら、テンプルを少しずつ動かしてみてください。どうしても直らない場合は、メガネ専門店へ持っていきましょう。
Title Photo by MJ/TR (´・ω・)