科学雑誌『Newton』のiPad版月刊誌「Newton International Edition」が、5月16日(水)に創刊されました。創刊号と第2号が同時に刊行されています。創刊号の特集は「DNA」。iPadならではの性能を生かし、DNAの立体構造を回転させて観察できます。1号あたりの価格は500円(税込)で、創刊号は無料です。対応OSはiOS 5.0以上。App StoreのNewsstandで購読できます。
▽ http://www.newtonpress.co.jp/ipadnie_120516.html
▽ http://itunes.apple.com/jp/app/newton-international-edition/id509071750?mt=8&ls=1
Newton International Editionでは、動画や音声ナレーション、指で触って動かせる図など、iPad版独自のコンテンツを取り入れています。知りたいキーワードを検索して、該当するページにジャンプすることも可能です。また、時事通信社から毎日配信される最新の科学・技術・医療ニュースを、インターネット経由で閲覧できます。
創刊号では「DNA 驚異の世界【前編】」と題し、生命の設計図とも呼ばれるDNAの仕組みと働きを取り上げます。DNAの役割や構造を文字と画像で解説するだけでなく、画面をタッチして詳細な説明を表示させたり、DNAのらせん構造を回転・拡大させたりできます。
また、5月21日(月)に日本の広い範囲で観測できる「金環日食」をアニメーションや画像で解説。他にも、「鳥と恐竜を分ける化石」「銀河中心のねじれ」など最新の科学論文を分かりやすくまとめた「Science Sensor」、南半球を代表する天文台でとらえた星空が見られる「Cosmic Wonder」、インド洋西端に浮かぶソトコラ島の一風変わった植物を紹介する「Nature View」など、さまざまなコンテンツを用意しています。
株式会社ニュートンプレスと株式会社ニュートンは創刊記念として、iPad版の年間定期購読価格を3,000円から2,500円に値下げするキャンペーンを実施しています。なお、iPad版の記事構成は雑誌版の『Newton』とは異なります。