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座布団の上に“おっぱい”を展示 京都の建仁寺・禅居庵に乳房のアート作品111点が集結



「OPPAI ART LAB.πr事情展(オッパイアートラボ パイアールジジョウテン)2013」開催のお知らせ | ワコールホールディングス

「OPPAI ART LAB.πr事情展 2013」は、乳房文化研究会が主催、下着メーカーのワコールが協賛するアート展です。2001年にワコール本社ビル(京都市南区)で開催されて以来、2回目。今回は建仁寺塔頭「禅居庵」の一室に、国内外の作家や、美術系の学校に通う学生など87人の作品を展示します。

  

作品はすべて、禅居庵が坐禅の際に使用する座布団の上に展示されています。

  

陶器や彫刻、写真、絵、書など、作品のジャンルはさまざま。手で触れて楽しむ作品もあります。

  

「『iya~~n』Bell」と題されたこちらの作品は、乳首を2秒間押すと色っぽい音声が鳴り響きます。

“オッパイポンプ”を押すと、Tシャツの胸元が好みの大きさに膨らむ「ふくらむんです」。あまり大きくすると“胸がいたむ”とのこと。

 

母親への甘えや芸妓の色香を表現した「ますらおの憧れ」。着物を脱がせると、おっぱいが現れます。

「オッパイアレイ幻想」は、鉄アレイの球をおっぱいに見立てた作品です。毛糸や苔など、さまざまなカバー(ブラジャー)で飾っています。

 

おっぱいをモチーフにした「けん玉」や「ルービックキューブ」など、遊び心のある作品も。

おいしそうなフルーツの中に、おっぱいが混ざっています。

 

石けんで乳房をかたどった「ママの香り」は、母性を表現しているそう。

 

おっぱいがいっぱいあります。

墨と筆で製作されたこちらの作品。「すばらしい乳房だ蚊が居る」と記されています。

木の実1つ1つにビーズや飾りワイヤーをあしらい、おっぱいの形に仕上げた「ゴージャスなおっぱい」。華やかでかわいらしい作品です。

 

会場では、“身体”で乳房を表現したコンテンポラリーダンス「Bosom2001→2013」が見られます。実施日時は7月17日と20日の午後1時~午後6時、21日の午後1時~午後3時。1時間ごとに約20分間パフォーマンスします。木製オカリナを演奏する「ユカイナおっぱい」も7月19日~21日の間、1日3回実施されます。時間は午後1時~、午後2時~、午後3時~で、各回約15分間です。

京焼・清水焼窯元の松斎陶苑が制作した記念グッズ「OPPAI 箸置き」は、1個1,000円で販売されています。売り上げの一部はピンクリボン活動に寄付されます。

「OPPAI ART LAB.πr事情展 2013」
会期:7月17日(水)~7月21日(日)
時間:午前10時~午後7時。最終日の7月21日(日)のみ、午後3時30分に終了。最終入場時間は閉場の30分前
入場料:無料
会場:臨済宗建仁寺塔頭「禅居庵」
※会場内の撮影可

※記事初出時、「建仁寺が座禅の際に」と記載していましたが、正しくは「禅居庵が坐禅の際に」でした。2013年7月16日(火)午後10時43分に当該箇所を修正しました。

文: 紺野りん

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