• X
  • Facebook
  • RSS

信号機、道路標識から飛び出し坊やまで!「交通」にまつわる豆知識


■各地のめずらしい「信号機」

まずは全国各地の特徴的な信号機、めずらしい形の信号機などが見られるこちらのエントリーです。


信号機
(○○●)交通信号機がすべてわかるページ
信号機といえば、青、黄、赤の丸いレンズが横一列に並んだ「車両用灯器(横型)」や、人の姿が描かれた赤と青の四角いレンズが縦に並んだ「歩行者用灯器」が一般的。しかし北海道など雪の多い地域では、積雪を防ぐ為に車両用灯器は縦型のものが多くなっていたりと、地域の特性によってその形状も異なっています。また時代によっても形状に変化が。最近ではLEDを採用した薄手のものが増えてきています。上記のエントリーでは、他にも地域ごとの色々な信号機を見ることができます。

■「道路標識」にはどんな種類がある?

続いては目的に応じて数多くの種類がある「道路標識」です。

<道路標識の種類>

道路標識何でもコーナー
道路標識と信号機の森
道路標識には、大きく分けて「本標識」と「補助標識」があります。本標識には方向や地名を示す「案内標識」、踏切や落石などの注意を促す「警戒標識」、通行止めや駐車禁止などを示す「規制標識」、駐車の許可や横断歩道など道路上の施設を示す「指示標識」の4種類があり、補助標識はこれら本標識の附則を行うもので、距離や車両の種類を表すものなどがあります。上記のエントリーでは、種類ごとの標識を一覧で見られるほか、日本で使われている道路標識の一覧表もダウンロードすることができます。

<こんな道路標識があったら面白い?>
 
標識で笑うサイト − 道路標識の新解釈
こちらはちょっと趣向を変えて、実際にはないけれどあったら面白そうな道路標識を集めたサイトです。思わずクスッと笑ってしまう標識ばかり。ストーリー仕立てになっているものもあります。

■最初はどんなデザインだった?「横断歩道」の歴史

私たちが毎日のように歩いている「横断歩道」。しかし日本に初めて登場した横断歩道は、今とは全然違うデザインだったようです。


横断歩道の変遷
1960年に横断歩道標示が法律化された当時のデザインは、二本線タイプと、側線付のゼブラが中央で食い違うデザインの2種類だったそう。1965年には側線付のゼブラが中央で食い違うデザインではなく、単純なハシゴ型のゼブラになり、1992年には現在と同じ、側線を省いてハシゴ部分だけにした国際的なゼブラが採用されました。

■みうらじゅんさんも夢中になる「飛び出し坊や」の魅力

最後にご紹介するのは、小学校の通学路などに設置されている「飛び出し坊や」です。

 
ほぼ日刊イトイ新聞-みうらじゅんに訊け! ──この島国 篇──
飛び出し坊や・飛び出し小僧
イラストレーターのみうらじゅんさんも夢中になっているという飛び出し坊やは、なんといっても手作り感あふれるデザインが魅力。定番の男の子の絵柄だけでも、表情や服装などにかなりのバリエーションがあります。ほぼ日刊イトイ新聞のサイトでは、みうらさんによる熱い解説を動画で見ることができます。みうらさんによれば、滋賀県の琵琶湖周辺には特に多くの飛び出し坊やが存在するとのこと。膨大な数のコレクションは必見です。


あなたの地元にも、よく見てみると変わった信号機や標識などがあるかもしれませんね。毎日歩いている道も、ちょっと注意して眺めてみるのはいかがでしょうか?


Title Photo by MShades

文: 飯塚朋子

関連エントリー